当サイトの記事は編集部がメーカー公式情報などの公開情報をもとに独自に調査・執筆しています。記事内にはアフィリエイト広告を含む場合があります。
子どもが2人、3人と増えてくると、『カングーにチャイルドシートは何個付くの?』『荷物と両立できる?』と気になりますよね。
結論から言うと、5人乗りのカングーはISOFIXが3か所あり、後ろを倒せば荷室は最大2,800Lまで広がります。三列シートが欲しいなら、7人乗りのグランカングーが選択肢になります。
この記事を読めば、家族の人数と荷物の量から、どちらのカングーでどう座ればいいか判断できます。
カングーのシートアレンジでできることは?
まずは基本からお話しします。現行カングー(3代目・2025年7月改良モデル)の後席は、6:4分割で倒せる3座独立のシートです(公式)。
6:4分割なので、片側だけ倒して長い物を積み、残りの席に人が座るといった使い方ができます。『全部倒すか、全部起こすかの2択じゃないの?』と思っていた方には、うれしいポイントですよね。
カングーは「後席を倒して荷物を積む」アレンジが得意です。5名乗車でも荷室は775L、後ろを倒せば最大2,800L(公式)。7人乗りが要るならグランカングーで、2列目と3列目の5席を1席ずつ動かせます。
| 座り方 | 乗れる人数 | 荷室の目安(公式) |
|---|---|---|
| 5人全員が座る | 5名 | 775L |
| 後席の4割側を倒す | 4名 | 775Lと最大の間 |
| 後席の6割側を倒す | 3名 | 775Lと最大の間 |
| 後席を全部倒す | 2名 | 最大2,800L |

片側だけ倒した時の容量は公式に記載がないので、表では幅で書いています。何が載るかはカングーの荷室の広さで、自転車やベビーカーを例に見ています。
後席の倒し方の手順は?
後席を倒す時に大事なのは、順番です。順番を間違えると、ヘッドレストが前席に当たったり、シートベルトを挟んだりしやすいんですね。
- 後席に置いた荷物やチャイルドシートを下ろす
- 前席を少し前に出して、倒すスペースを空ける
- 必要ならヘッドレストを一番下まで下げるか外す
- シートベルトを脇に寄せて挟まないようにする
- 背もたれのレバーやストラップで背もたれを前に倒す
細かい操作の仕方は年式で違うことがあるので、初めての時は取扱説明書を手元に置いておくと安心です。ヘッドレストの外し方はカングーの後部座席の広さと座り心地で詳しく書いています。
背もたれを起こした後は、軽く前後に揺すって、しっかり固定されたか確かめましょう。固定が甘いと、急ブレーキの時に荷物の重さで背もたれが倒れてくることがあります。
『荷物を積んだ後、また人を乗せる時はどうするの?』という方もいますよね。その時は、荷物を下ろしてから背もたれを起こし、ロックとシートベルトの位置を確かめてから座ってもらいましょう。
背もたれの裏にシートベルトが挟まったままだと、いざ締めようとした時に出てこないことがあります。起こす前に一度、ベルトの位置を目で確かめておくと安心です。
チャイルドシートは何個付けられる?
ここが一番知りたいところという方も多いはずです。カングーのISOFIXは、助手席と後席の左右の計3か所に付いています(公式)。
『じゃあ3つ並べて付けられるの?』と思いますよね。ISOFIXの数で言えば3か所ですが、そのうち1つは助手席です。後席だけで3つ並べたい場合は、真ん中はシートベルトで固定するタイプになります。
| 車種 | ISOFIXの位置(公式) | 乗車定員 | 新車価格(2026年10月時点) |
|---|---|---|---|
| カングー | 助手席、後席左右(計3か所) | 5名 | ガソリン4,390,000円/ディーゼル4,490,000円 |
| グランカングー | 助手席、2列目左右、3列目左右(最大5席) | 7名 | 4,820,000円 |
助手席にはエアバッグがあります。後ろ向きのチャイルドシートを付けてはいけない場合や、設定の切り替えが必要な場合があるので、取扱説明書と販売店の説明で確かめてから付けてください。

チャイルドシートは製品ごとに幅が違います。3つ並べたい時は、あらかじめ販売店に相談して、実車で付けさせてもらうのが確実です。
例えば販売店ではこう聞いてみてください。「子どもが3人いて、チャイルドシートを3つ付けたいんですが、試させてもらえますか?」「この組み合わせなら、こう付けられます」。
子どもの成長に合わせて座る位置はどう変える?
チャイルドシートは、子どもの成長に合わせて種類が変わります。それにあわせて、カングーの中でどこに付けるかも見直していくと安心です。
| 子どもの時期 | よく使われるシート | カングーでの付け方の考え方 |
|---|---|---|
| 赤ちゃん | 後ろ向きのベビーシート | 後席のISOFIXに付ける |
| 幼児 | 前向きのチャイルドシート | 後席のISOFIXに付ける |
| 小学生くらい | ジュニアシート | シートベルトで使う形が多い |
『上の子がジュニアシートになったら、3人並べやすくなる?』と思いますよね。ジュニアシートは幅が小さめの製品も多いので、組み合わせ次第で並べやすくなることがあります。
シートの対象年齢や体重の目安は、製品ごとに決められています。買う時は、製品の説明書とカングーの取扱説明書の両方で確かめてください。
チャイルドシートを付けたまま荷物は積める?
子育て中は、チャイルドシートを付けたままベビーカーや買い物袋も積みたいですよね。カングーは5名乗車でも荷室が775L(公式)あるので、ここはかなり頼もしいんです。
- ベビーカーを畳んだ状態で荷室に入るか試す
- ダブルバックドアを開ける時、後ろに十分な空きがあるか確かめる
- 重い荷物は床に置き、背もたれの高さより上に積まない
- チャイルドシートの周りに固い物を置かない
荷室の出し入れは観音開きのダブルバックドアからです。狭い駐車場でのバックドアの開け方はカングーのダブルバックドアの使い勝手で紹介しています。
子どもの乗せ降ろしは、両側のスライドドアからできます。狭い場所でもドアが横に開かないので、隣の車にぶつける心配が少ないのは助かりますね。スライドドアの詳しい話はカングーのスライドドアの使い勝手にまとめています。
三列シートが欲しいならグランカングー?
『家族が多くて、5人じゃ足りない』という方は、2026年2月5日に日本導入されたグランカングーを見てみてください。7人乗りの三列シートです(公式・メディア)。
グランカングーは、2列目3席と3列目2席がすべて独立しています。1席ずつ倒す、外す、前後にずらすといったアレンジができるのが強みです(公式)。
- 7名乗れて、ISOFIXは最大5席
- 5席を1席ずつ外したりずらしたりできる
- 2人乗り時の荷室は最大3,050L(公式)
- 全長が420mm短く、駐車しやすい
- 最小回転半径が5.6mで小回りが利く
- 新車価格がガソリンで430,000円安い
| 比べる点 | カングー | グランカングー |
|---|---|---|
| 全長 | 4,490mm | 4,910mm |
| ホイールベース | 2,715mm | 3,100mm |
| 最小回転半径 | 5.6m | 6.2m |
| 荷室最大(公式) | 2,800L | 3,050L |
| WLTC燃費(公式) | ガソリン15.0km/L | 14.7km/L |
| パワートレイン | ガソリン/ディーゼル | ガソリンのみ |
| 新車価格(2026年10月時点) | 4,390,000円〜 | 4,820,000円 |
グランカングーは特別仕様車として導入されていて、色はオランジュ コロンジュ専用です(2026年10月時点の公式)。詳しくはグランカングーの価格と特徴、2台の選び方はカングーとグランカングーどっちを選ぶ?で比べています。
車中泊やアウトドアでのアレンジは?
カングーを選ぶ方の中には、キャンプや車中泊を楽しみたい方も多いですよね。後席を倒した時の荷室の広さが、そのまま寝るスペースや道具置き場になります。
ただ、後席を倒しても床が完全に平らになるかは、年式や使うマットで変わります。そのまま寝ると段差が気になることもあるので、マットで埋める前提で考えておきましょう。
フラットにする手順やマットの選び方はカングーで車中泊する手順とマット、窓の目隠しはカングーのサンシェード・カーテンの選び方で詳しく書いています。
自転車やロングボードを積む時は、6:4の片側だけ倒して、もう片側に人が座る形が便利です。長い物は床に寝かせて、動かないようにベルトで留めてくださいね。
例えばこんな場面を想像してみてください。夫婦2人でキャンプに行くなら、後ろを全部倒して道具を積み、2人は前に座る形が基本です。
子ども1人を連れて行くなら、4割側だけ起こして子どもを座らせ、6割側を倒して道具を積むと、ちょうどよく収まりやすいですよ。
新車でも中古でも試乗で確かめたいこと
シートアレンジは、カタログを読むより実際に触ったほうがずっと分かります。家族の誰が操作しても戸惑わないか、ここは大事なところです。
- 後席の背もたれを1人で倒して、戻せるか試す
- 持っているチャイルドシートを付けさせてもらう
- ベビーカーやよく積む荷物を実際に載せてみる
- 後ろの席から子どもが自分でシートベルトを締められるか見る
中古の2代目や改良前の3代目を見る時は、背もたれのロックがしっかりかかるかも確かめましょう。動きが渋い個体もあるので、何度か倒して戻してみると安心です。
スマホをつないで後ろの子どもに音楽を流す使い方は、カングーのナビはどうする?EASY LINKと社外ナビで紹介しています。新車の購入時は、チャイルドシートなどの用品を見積もりに入れて交渉する方法もあるので、カングーの値引き相場と交渉の順番もあわせて見てみてください。
よくある質問
カングーに三列シートはありますか?
5人乗りのカングーは2列シートです。三列シートが必要な場合は、7人乗りのグランカングー(4,820,000円・2026年10月時点の公式価格)を選びます。
カングーのISOFIXはどこにありますか?
助手席と後席左右の計3か所です(公式)。グランカングーは助手席、2列目左右、3列目左右の最大5席です。
チャイルドシートを3つ付けられますか?
ISOFIXは助手席を含めて3か所あります。後席に3つ並べる場合、真ん中はシートベルト固定の製品になり、幅の組み合わせで付けられるかが変わります。実車で試すのが確実です。
後席を倒すと荷室はどれくらい広がりますか?
5名乗車時の775Lから、最大で2,800Lまで広がります(公式)。片側だけ倒した時の容量は公式に記載がありません。
後席を倒すと床は平らになりますか?
年式や使うマットで変わります。車中泊などで平らにしたい時は、段差をマットで埋める前提で考えるのがおすすめです。
まとめ
- カングーの後席は6:4分割の3座独立で、片側だけ倒せる
- 荷室は5名乗車時775L、後ろを全部倒すと最大2,800L
- ISOFIXは助手席と後席左右の3か所、助手席はエアバッグに注意
- 三列シートが欲しいならグランカングー(7名・ISOFIX最大5席)
- チャイルドシートの組み合わせは実車で試すのが確実





コメント