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カングーの後ろ姿を見て、『あの左右に開くドアって実際どうなの?』と気になっていませんか。
観音開きは見た目がかわいい反面、使い勝手は想像しにくいですよね。
結論から言うと、2026年10月時点の日本仕様のカングーは全車が観音開きのダブルバックドアで、跳ね上げ式は選べません。後ろが狭い場所でも荷物を出し入れしやすい一方、雨よけにはならない、というのが大きな違いです。
この記事では、開け方の手順と、跳ね上げ式と比べた得意・不得意を表で見ていきます。
カングーのバックドアはどんな形?
カングーのバックドアは、左右2枚の扉が真ん中から外へ開く形です。
お寺の観音さまを納めた扉に似ていることから「観音開き」と呼ばれます。ルノーの呼び方は「ダブルバックドア」です。
| 項目 | 現行カングー(2026年10月時点・日本仕様) |
|---|---|
| バックドアの形 | 観音開きのダブルバックドア(全車) |
| 跳ね上げ式(ハッチバック) | 設定なし |
| 横のドア | 両側スライドドア |
| リアワイパー | 標準装備 |
| リアカメラ | 標準装備 |
『跳ね上げ式のカングーは無いの?』という声もあります。
海外ではテールゲートの仕様が語られることもありますが、日本の正規モデルは全車ダブルバックドアなんです。
- 現行の日本仕様は全車が観音開きのダブルバックドア
- 跳ね上げ式は選べない
- 後ろが狭い場所で強く、雨の日の屋根代わりにはならない
- 開く角度は途中で止まる位置と、さらに大きく開く位置がある

観音開きの開け方は?90度と180度の違い
初めて乗る方が戸惑いやすいのが、開ける順番です。
観音開きは、片側の扉を先に開け、もう片方は内側のレバーで開ける作りになっています。閉める時はその逆の順番です。
- ハンドルの付いている側の扉を外側のハンドルで開ける
- もう片方の扉は、扉の内側にあるレバーを引いて開ける
- 扉は途中の角度でいったん止まる
- さらに開きたい時は、ストッパーを外して大きく開く
- 閉める時は、後から開けた扉を先に閉め、最初の扉を最後に閉める

途中で止まる角度がよく「90度」、ストッパーを外した角度が「180度」と呼ばれています。
細かい角度や操作の仕方は年式で違うことがあるので、取扱説明書で確かめておきましょう。
| 開き方 | 使う場面 | 気をつけたい点 |
|---|---|---|
| 途中で止める(90度前後) | ふだんの買い物、荷物の出し入れ | 後ろの人や車にぶつけないよう周りを見る |
| いっぱいに開く(180度前後) | 大きな荷物、自転車の積み下ろし | 扉がボディ側面に近づくので、横の壁や車との間隔に注意 |
例えば、こんな場面を思い浮かべてみてください。
「スーパーの駐車場で、後ろの車との間が狭い」
「片側の扉だけ開ければ、買い物袋は入りますね」
片側だけ開けられるのは、跳ね上げ式に無い良さなんです。
『子どもが後ろで待っている時は大丈夫?』という心配もありますよね。
観音開きは扉が横へ開くので、扉の先に立っている子どもに当たらないよう、開ける前にひと声かけておくと安心です。
閉める時も、扉と扉の間や、扉とボディの間に手が入っていないかを見てから閉めてみてください。
いっぱいに開いた扉は、風にあおられると勢いよく動くことがあります。強風の日は扉から手を離さず、止まる位置まで静かに開けておきましょう。
跳ね上げ式(ハッチバック)と比べてどう?
『観音開きって不便そう』と感じる方も多いはずです。
ただ、得意な場面がはっきり違うんです。
- 後ろに壁や車があっても、扉が跳ね上がらないので開けやすい
- 片側だけ開ければ、小さな荷物を出し入れできる
- 背の低い人でも、扉を閉める時に手が届く
- 天井の低い車庫や地下駐車場で、扉が天井に当たる心配がない
- 開けた扉が雨よけにならない
- 両方開けると左右に場所を取る
- 開ける・閉める順番がある
- 真ん中に扉の合わせ目があり、後ろの視界に縦の線が入る
跳ね上げ式は、開けた扉が屋根代わりになるのが便利な点です。
雨の日にベビーカーを積むような場面では、跳ね上げ式のほうが楽と感じる方もいるでしょう。
| 比べるところ | 観音開き(カングー) | 跳ね上げ式(一般的なミニバン) |
|---|---|---|
| 後ろに必要な空き | 扉の幅の分だけ後ろへ | 扉の高さの分だけ後ろへ |
| 天井の低い場所 | 開けやすい | 天井に当たることがある |
| 雨の日 | 濡れやすい | 扉が屋根になる |
| 片側だけ開ける | できる | できない |
| 閉める時の手の届きやすさ | 届きやすい | 背が低いと届きにくい |
「パッカーン」と大きく開く跳ね上げ式が好きな方は、カングーでは慣れが必要です。
雨の日の積み下ろしのコツ
『雨の日はやっぱり濡れるの?』と気になりますよね。
開けた扉が屋根にならないのは、観音開きの弱いところです。ただ、少しの工夫で濡れ方はかなり変わります。
| 工夫 | やり方 |
|---|---|
| 片側だけ開ける | 入口を半分にして、雨が吹き込む範囲を小さくする |
| 横のスライドドアも使う | 小さな荷物は横から入れ、後ろは大物だけにする |
| 荷物を先にまとめておく | 扉を開けている時間を短くする |
| 傘を扉に立てかけない | 風で扉が動くと傘ごと倒れることがある |
例えば、買い物袋は横のスライドドアから後席の足元へ、ベビーカーだけ後ろから、と分けると扉を開ける時間が短く済みます。
カングーは両側にスライドドアがあるので、後ろの扉だけに頼らなくていいんです。
狭い駐車場や車庫で困らない?
観音開きで一番気になるのが、後ろの空きの取り方ですよね。
扉は後ろへ向かって弧を描くように開くので、扉の幅くらいの空きがあれば開けやすくなります。
| 場所 | 観音開きの使いやすさ | コツ |
|---|---|---|
| 後ろが壁の月極駐車場 | 片側だけなら開けやすい | 壁から少し離して停める |
| 前向き駐車のスーパー | 後ろが通路なので開けやすい | 通る人と車に気をつける |
| 天井の低い車庫 | 跳ね上げ式より開けやすい | 天井の高さを気にしなくてよい |
| 縦列の路上 | 後ろの車との間が必要 | 片側だけで済む荷物にする |
カングーの全長は4,490mm、7人乗りのグランカングーは4,910mmです(公式・2026年10月時点)。
グランカングーは420mm長いので、後ろの空きを取るのがさらに大事になります。
駐車場の寸法そのものは、カングーは立体駐車場に入る?で全高・全幅と合わせて見ています。
- 車の後ろに、扉を開けられる空きが取れるか
- 片側の扉だけで荷物を出し入れできるか
- 両側を開いた時、横の壁や隣の車に当たらないか
- 夜でも扉の周りが見えるくらいの明るさがあるか
荷室の使い勝手とインテリア
観音開きの一番の良さは、荷室の入口が四角く大きく使えることです。
カングーの荷室容量は、5名乗車時で775L、後席をたたむと最大2,800Lです(公式)。グランカングーは最大3,050Lです。
| モデル | 荷室容量(公式) |
|---|---|
| カングー 5名乗車時 | 775L |
| カングー 最大 | 2,800L |
| グランカングー 最大(2人乗り時) | 3,050L |
例えば、自転車を立てたまま積みたい時も、扉を大きく開ければ入口の高さを無駄なく使えます。
跳ね上げ式だと、開けた扉の分だけ入口の上のほうが少し狭くなります。観音開きは上に扉が無いので、背の高い荷物を入れやすいんです。
ペットのケージやキャンプのコンテナのような四角い荷物も、角を引っかけずに出し入れしやすいですよ!
荷室の広さや積めるものは、カングーの荷室の広さで詳しく書いています。
ルノー カングーのインテリア全体の雰囲気が気になる方は、カングーの内装を解説もあわせて見てみてください。
観音開きは、真ん中の合わせ目がルームミラー越しに縦の線として見えます。現行はリアカメラが標準なので、バックの時は画面も一緒に見ておくと安心です。
リアにキャリアやラダーを付ける時の注意
カングーのリアには、はしご(リアラダー)や大きなキャリアを付けている方もいますよね。
ヘビーデューティーキャリアのような頑丈なルーフキャリアと組み合わせて、道具を屋根に載せる使い方です。
ここが大事なところなんです。リアラダーは扉に付けることが多く、扉の重さが増えます。
扉に重い部品を付けると、ヒンジ(蝶番)や扉を止める部分に負担がかかります。開け閉めの重さも変わるので、付ける前に取り付け店で扉への負担を相談しておきましょう。
| リアまわりの部品 | 付ける場所 | 確かめたいこと |
|---|---|---|
| リアラダー | 扉 | 扉の開け閉めの重さ・ヒンジへの負担 |
| ルーフキャリア | 屋根 | 屋根に載せられる重さ・車高が上がる分 |
| 自転車キャリア | 扉や後ろ | 扉が開けられるか・ナンバーや灯火が隠れないか |
ルーフキャリアやラダーの選び方は、カングーのルーフレール・ルーフキャリア・リアラダーの選び方で詳しく比べています。
カングーの後ろ姿はなぜ人気?
カングーの後ろ姿は、背の高い四角い箱と縦に分かれた扉が特徴です。
ルノー カングーの後ろ姿を見て「郵便車みたいでかわいい」と感じる方もいるはずです。
| 後ろ姿の要素 | 印象 |
|---|---|
| 縦に分かれた2枚の扉 | 商用車らしい道具感 |
| 全高1,810mmの背の高さ | 四角くて広そう |
| 扉の真ん中の縦の合わせ目 | 四角い形がいっそう強調される |
ボディの色で後ろ姿の印象はかなり変わります。
黄色なら明るく、白なら商用車らしさが出ます。色ごとの違いと価格は、カングーの色は何色ある?全ボディカラー一覧で見られます。
色選びに迷っている方は、黄色ジョン アグリュムと青・茶の選び方も参考にしてみてください。
売る時に色がどう効くかは、カングーのリセールバリューで年式と合わせて見ています。
『観音開きは気に入ったけど、値段はどこまで下がる?』という方は、カングーの値引き相場と交渉の順番から見てみてください。
よくある質問
カングーに跳ね上げ式のバックドアはありますか?
2026年10月時点の日本仕様は全車が観音開きのダブルバックドアで、跳ね上げ式はありません。
観音開きはどちらの扉から開けますか?
ハンドルの付いた側の扉を先に開け、もう片方は内側のレバーで開けます。閉める時は逆の順番です。年式で操作が違うこともあるので、取扱説明書で確かめておきましょう。
90度と180度は何が違いますか?
扉はいったん途中の角度で止まり、ストッパーを外すとさらに大きく開きます。この2つがよく90度・180度と呼ばれます。大きく開くと扉が横に近づくので、隣の壁や車との間隔に注意してください。
雨の日は不便ですか?
開けた扉が屋根代わりにならないので、跳ね上げ式より濡れやすいです。片側だけ開けて出し入れすると、濡れる範囲を小さくできます。
リアラダーを付けても大丈夫ですか?
扉に付ける部品は扉の重さが増え、ヒンジに負担がかかります。付ける前に取り付け店で重さと開け閉めへの影響を相談しておくと安心です。
まとめ
- 現行の日本仕様のカングーは全車が観音開きのダブルバックドア
- 片側だけ開けられ、天井の低い場所にも強い。雨よけにはならない
- 途中で止まる角度と、ストッパーを外して大きく開く角度がある
- リアラダーなど扉に付ける部品は、重さとヒンジへの負担に注意
- 後ろ姿の印象は色で変わる。色と価格は色の一覧記事で





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