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ディーラーで外観を見て気に入ったものの、『中はどうなの? 安っぽくない?』と気になっている方も多いはずです。
結論から言うと、現行カングーの内装は高級感で勝負する作りではありません。そのかわり、天井が高くて明るく、物の置き場が多い「道具として気持ちいい」内装なんです。
この記事を読めば、改良後の装備と旧グレードとの差、中古で見るべきところまで判断できます。
現行カングーの内装はどんな雰囲気?
まず全体の印象からお話しします。現行は3代目(型式 3BA-KFKH5H=ガソリン/3DA-KFKK9K=ディーゼル)の、2025年7月24日改良モデルです。
運転席に座ると、前の窓が大きくて、頭の上にたっぷり空間があります。全高1,810mm(公式)の背の高さが、そのまま室内の開放感になっているんですね。
現行カングーの内装は「明るさ・広さ・置き場の多さ」が持ち味です。2025年7月の改良で10インチデジタルメーターとスマホのワイヤレスチャージャーが加わり、運転席まわりは一気に今どきになりました。
シートはファブリックとレザー調のコンビです。全部が布でも全部が革でもないので、夏に肌が張り付きにくく、汚れも拭き取りやすいのがうれしいところ。
『輸入車なのに革シートじゃないの?』と思うかもしれません。ただ、子どもや犬を乗せたり、アウトドア道具を積んだりする車なので、この組み合わせはむしろ合っています。
| 内装の主な装備(現行・公式) | 内容 |
|---|---|
| メーター | 10インチ デジタルインストゥルメントパネル |
| 画面 | 8インチ マルチメディア「EASY LINK」 |
| スピーカー | 6スピーカー |
| シート表皮 | ファブリック×レザー調コンビ |
| 後席 | 6:4分割可倒(3座独立) |
| エアコン | 2ゾーンオートエアコン+後席エアダクト |
| その他 | ワイヤレスチャージャー、オーバーヘッドコンソール、前席背面テーブル |
表は2026年10月時点の公式装備で、ガソリン(4,390,000円)とディーゼル(4,490,000円)で内装の装備は同じです。
2025年改良で内装は何が変わった?
ここが中古と新車で迷っている方にとって、一番大事なところです。2025年7月24日の改良で、内装まわりはいくつか目に見えて変わりました。
| 項目 | 3代目 改良前(2023年3月〜) | 3代目 改良後(2025年7月〜) |
|---|---|---|
| グレード | ゼン/インテンス/クレアティフ | グレード名なしの単一グレード |
| メーター | 従来の仕様 | 10インチ デジタルメーター |
| スマホ充電 | 装備表で確認(改良で標準化) | ワイヤレスチャージャー標準 |
| 駐車支援 | 装備表で確認(改良で標準化) | 標準 |
| 新車価格(公式) | 発売時384万円〜(メディア) | ガソリン4,390,000円/ディーゼル4,490,000円(2026年10月時点) |

改良前の価格は当時のもので、今の新車価格ではありません。現行の価格は2026年10月時点の公式値で見てください。
実は、毎日いちばん目にするのはメーターなんです。速度やナビの案内、運転支援の状態が大きな画面に出るので、ちょっとした違いでも乗ってみると差を感じやすい部分です。
改良前のグレード別の細かな装備差は、年式と仕様で変わります。中古を見る時は、販売店の装備表と車検証の登録年月で確かめるのが確実です。
改良の全体像は2025年マイナーチェンジで変わった点で詳しく見られます。
旧インテンス・クレアティフ・ゼンで内装の質感は違う?
『中古で旧グレードを買うなら、どれが内装いいの?』という声はよく聞きます。ただ、ここは数字や断定で語りにくい部分です。
改良前の3代目には、ゼン(ガソリンは受注生産)、インテンス、クレアティフの3つがありました。クレアティフは外観がブラックバンパーだったことがはっきりした違いです。
内装の素材や装備の差は、年式や仕様で異なります。この記事では、確かめられない差を「ある」とは書きません。
- 車検証の登録年月で改良前か改良後かを確かめる
- メーターがデジタルの大画面かどうかを見る
- センターコンソールにワイヤレス充電の置き場があるかを見る
- シートの表皮と擦れ、シミの具合を手で触って確かめる
- 装備表でグレード名とオプションの有無を確かめる
例えば中古車店でこんなやり取りになったら、それで十分です。「これは改良前のインテンスですか?」「はい、2024年登録なので改良前です」。
グレードごとの違いはカングーのグレードと旧グレードの違いにまとめています。
運転席まわりの使い勝手はどう?
運転席に座って最初に感じるのは、目線の高さです。ミニバンほど高すぎず、セダンよりずっと見晴らしがいい、ちょうどいい位置なんですね。
ハンドルの奥に10インチのデジタルメーター、中央に8インチのEASY LINKが並びます。純正ナビの標準設定は無く、スマホをつないでApple CarPlayやAndroid Autoで地図を出す使い方です。
『純正ナビが無いのは不安…』と思った方は、カングーのナビはどうする?EASY LINKと社外ナビを先に読んでおくと安心です。
- 頭上の空間が広く、圧迫感が少ない
- スマホを置くだけで充電できる
- 電動パーキングブレーキで足元がすっきり
- 純正ナビの標準設定が無い
- 樹脂パーツが多く、高級感は控えめ
- 車幅1,860mmなので、狭い道では慣れが要る
エアコンは2ゾーンのオートで、運転席と助手席で温度を分けられます。夫婦で暑がりと寒がりが分かれる家庭には、地味にありがたい装備です。
運転支援の操作もこのまわりに集まっています。アダプティブクルーズコントロールや車線まわりの機能は、カングーの安全装備でできることで詳しく見られます。
後席と荷室は内装としてどう見る?
カングーの内装を語るなら、後ろ半分は外せません。むしろ、ここに惚れて買う方が多い車なんです。
後席は6:4分割で倒せて、3つの席が独立した作りです。ISOFIXは助手席と後席の左右に付いています。後席用のエアダクトもあるので、夏の後ろが暑いという不満は出にくいはずです。
| 項目 | カングー(5人乗り) | グランカングー(7人乗り) |
|---|---|---|
| 乗車定員 | 5名 | 7名 |
| 荷室容量(公式) | 5名乗車時775L、最大2,800L | 最大3,050L(2人乗り時) |
| ISOFIX | 助手席・後席左右 | 最大5席 |
| 新車価格(2026年10月時点) | 4,390,000円〜 | 4,820,000円 |
後席の乗り降りは両側のスライドドアからです。ドアの開け閉めや開口部の話は、カングーのスライドドアの使い勝手で詳しく書いています。
室内長・室内幅・室内高は公式の諸元表に記載がありません。ネット上の数字は年式や測り方で違うことがあるので、気になる時は実車で測るか、販売店に聞いてみてください。
後席の座り心地はカングーの後部座席の広さと座り心地、シートの倒し方はカングーのシートアレンジとチャイルドシートにまとめました。
収納とインテリアの小物はどこまで要る?
カングーは、室内のあちこちに物を置ける場所があるのが自慢です。天井近くのオーバーヘッドコンソールや、前席の背中に付いたドリンクホルダー付きテーブルがその代表ですね。
『それでも足りなくなる?』と聞かれたら、家族で長距離を走る方は小物を足したくなることもあります。ただ、最初から全部そろえる必要はありません。
- まず1か月ほどそのまま乗ってみる
- 不便を感じた場所をメモしておく
- 床の汚れが気になればフロアマットから選ぶ
- 日差しが気になればサンシェードやカーテンを足す
- 置き場が足りなければ収納グッズを足す
サンシェードやマットの選び方はカングーのサンシェード・カーテン・フロアマット、置き場の工夫はカングーの収納・コンソール・スマホホルダーで詳しく紹介しています。
内装で「思っていたのと違う」となりやすいのは?
せっかく買ったのに、乗ってから気になり始める部分もあります。先に知っておけば、納車後のがっかりはかなり減らせますよ。
よく聞くのは、次の4つです。どれも欠点というより、カングーの性格から来るものなんです。
| 気になりやすい点 | 理由 | 先にできること |
|---|---|---|
| 高級感が控えめ | 樹脂パーツが多く、道具っぽい作り | 試乗で質感を自分の目で見る |
| 純正ナビが無い | 標準はEASY LINKのスマホ連携 | スマホの地図アプリで足りるか考える |
| 夏の日差しが強い | 窓が大きく、天井も高い | サンシェードやカーテンを用意する |
| 物が散らかりやすい | 置き場が多いぶん、つい置いてしまう | 置く物の場所を決めておく |
『窓が大きいのはいいことじゃないの?』と思いますよね。明るくて気持ちいいのは本当です。ただ、真夏の昼に停めておくと、そのぶん室内が熱くなりやすいんです。
逆に言えば、これらを「味」と思えるかどうかが、カングーと長く付き合えるかの分かれ目です。迷ったら、家族を乗せて試乗し、後ろの席の感想も聞いてみてください。
中古で内装を見る時はどこをチェックする?
中古のカングーは、遊びに使われてきた車も多いです。だからこそ、内装の傷み方で前のオーナーの使い方が見えてきます。
例えば、荷室の床に深い擦り傷があれば、重い道具をよく積んでいた可能性があります。シートに毛が残っていれば、犬を乗せていたのかもしれませんね。
- シートの擦れ、シミ、たばこの臭いがないか確かめる
- 天井の内張りにたるみや汚れがないか見る
- スライドドアの開け閉めが重すぎないか試す
- エアコンをつけて、変な臭いがしないか確かめる
- メーターと画面に警告や表示の乱れがないか見る
- 荷室の床とバックドアの内側の傷を見る

『少しの汚れなら気にしない』という方もいますよね。ただ、臭いは後から取るのが難しいので、試乗の時にエアコンを強めにして確かめておきましょう。
内装の状態は、売る時の評価にも関わってきます。新車で買う場合も、値引きの交渉の前に内装を一度じっくり見ておくと、オプション選びで迷いにくくなります。交渉の流れはカングーの値引き相場と交渉の順番で確認できます。
よくある質問
カングーの内装は高級感がありますか?
高級感で勝負する内装ではありません。ファブリック×レザー調のシートや樹脂パーツが中心で、そのぶん汚れに強く、気兼ねなく使えます。明るさと広さが持ち味です。
現行カングーはグレードで内装が違いますか?
2025年7月の改良で通常モデルは単一グレードになりました。ガソリンとディーゼルで内装の装備は同じです。違いがあるのは改良前のゼン、インテンス、クレアティフの中古です。
純正ナビは付いていますか?
標準設定はありません。8インチのEASY LINKにスマホをつなぎ、Apple CarPlayやAndroid Autoで地図アプリを使う形です。
室内の広さは何mmですか?
室内長・幅・高は公式諸元に記載がありません。気になる場合は実車で測るか、販売店に聞くのが確実です。外寸は全長4,490mm、全幅1,860mm、全高1,810mm(公式)です。
グランカングーは内装がどう違いますか?
3列シートで7人乗りになり、2列目と3列目の5席がそれぞれ独立して動かせます。ISOFIXは最大5席に付き、ロールアップ式トノカバーなども備えます。
まとめ
- 現行カングーの内装は、明るさ・広さ・置き場の多さが持ち味
- 2025年7月の改良で10インチメーターやワイヤレスチャージャーが標準に
- 現行は単一グレードで、ガソリンとディーゼルの内装装備は同じ
- 旧グレードの中古は、登録年月と装備表で内装の仕様を確かめる
- 室内寸法は公式に記載が無いので、実車で測るのが確実





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