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中古のカングーを探していて、『これって何代目?年式と型式の関係がよく分からない…』と迷っていませんか。
結論から言うと、カングーは日本では3世代あり、型式の頭が「KC」なら初代、「KW」なら2代目、「KF」なら現行の3代目です。年式は世代の切り替わりで混ざるので、車検証の型式で見分けるのが一番確実なんです。
この記事では、歴代の型式と年式の一覧、世代ごとの違い、車検証での見分け方を順に見ていきます。
カングーの歴代モデル一覧|3世代の型式と年式
まずは全体の流れを1枚の表で見ておきましょう。
| 世代 | 型式(日本) | 日本での販売期間 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| 初代 | GF-KCK7J(1.4L)、GH-KCK4M/ABA-KCK4M(1.6L) | 2002年〜2009年(メディア) | 全長4m弱のコンパクトな車体。MT/AT |
| 2代目 | ABA-KWK4M(1.6L)、ABA-KWH5F(1.2Lターボ) | 2009年〜2023年(メディア) | 全幅1,830mmに拡大。6MT/6EDC。限定車が多い |
| 3代目(現行) | 3BA-KFKH5H(ガソリン)、3DA-KFKK9K(ディーゼル)、7BA-KFKH5HL(グランカングー) | 2023年3月〜 | ディーゼルが復活。全車7速EDC |
3代目の日本発売は2023年3月2日です。2025年7月24日にマイナーチェンジを受けて、今のモデルになっています。
型式一覧のサイトには、このほかにABA-KWH5F1や3DA-WKK9K、7DA-KFKK9Kといった型式も載っています。ただ、それぞれがいつのどの仕様に当たるかは公式で確かめきれていないので、ここでは断定しません。
- 型式の頭2文字で世代が分かる(KC=初代、KW=2代目、KF=3代目)
- 世代の切り替わり年(2009年・2023年)は年式だけで判断しない
- 3代目は2025年7月の改良前後で中身が違う
- 7人乗りのグランカングーは3代目の仲間(型式の末尾にL)

型式はどこを見る?車検証での見分け方
『型式ってどこに書いてあるの?』という方も多いはずです。
型式は車検証の「型式」欄に、「3BA-KFKH5H」のように書かれています。ハイフンの前は排出ガスの区分などを示す記号で、ハイフンの後ろが車そのものを表す部分です。
- 車検証の「型式」欄を見る
- ハイフンの後ろの最初の2文字を確かめる(KC/KW/KF)
- 続く記号でエンジンを見る(H5H=1.3Lターボ、K9K=ディーゼル、H5F=2代目の1.2Lターボ)
- 末尾にLがあれば、3代目の7人乗りグランカングー
- 初度登録年月を見て、改良前か後かを確かめる
ディーゼルの型式は「3DA-KFKK9K」のように、ハイフンの前が「3DA」になります。ガソリンの「3BA」と見比べると、燃料の違いも型式から分かるんです。
例えば、販売店でこんなふうに聞くと話が早いですよ。
「この車、型式は何になっていますか?」<br>「3BA-KFKH5Hです。3代目のガソリンですね」
中古車の掲載情報には型式が載っていないこともあります。その時は遠慮なく車検証の写しを見せてもらいましょう。
カングーのVF1とは?車台番号でわかること
「カングー VF1」で調べている方もいますよね。
VF1は、ルノー車の車台番号の頭によく付く3文字です。フランスのルノーが作った車であることを示す記号として知られています。
車台番号は1台ごとに違う番号で、型式は同じ仕様の車に共通の記号です。世代を見分けたい時は型式、その1台を特定したい時は車台番号、と使い分けてみてください。
車台番号の途中には年式やモデルを表す文字も入っていますが、読み方は仕様によって違います。中古を買う時は、車台番号で世代を当てるより、型式欄を見るほうがずっと確実です。
世代ごとに何が違う?初代・2代目・3代目を比べる
ここからは、3つの世代の違いをもう少し具体的に見ていきます。
| 項目 | 初代(KC系) | 2代目(KW系) | 3代目・現行(KF系) |
|---|---|---|---|
| 全長 | 4m弱 | 初代より拡大 | 4,490mm |
| 全幅 | 2代目より狭い | 1,830mm | 1,860mm |
| エンジン | 1.4L/1.6L | 1.6L/1.2Lターボ | 1.3Lターボ(ガソリン)/1.5Lディーゼル |
| 変速機 | MT/AT | 5MT/6MT/6EDCなど | 7速EDCのみ |
| 駆動方式 | FF | FF | FF |
| 主な運転支援 | なし | 限られる | ACC・自動ブレーキなど標準 |
3代目の寸法とエンジンは、2026年10月時点のルノー公式諸元の値です。初代・2代目の細かな寸法は公式で確かめきれていないので、表では数字を省いています。
『表を見ても、どこから選べばいいか分からない』という方もいるはずです。
まずは「MTに乗りたいか」と「運転支援が欲しいか」の2つで考えてみてください。この2つで、だいたいの世代が決まります。
初代は「小さくて素朴」
初代は一番コンパクトで、今では旧車として好まれています。詳しくは初代カングーの中古と旧車の魅力で見られます。
2代目は「MTと限定車」
2代目は14年ほど売られた長寿モデルです。MTが選べたこと、色違いの限定車がたくさん出たことで、今も中古で人気があります。選び方はカングー2代目(旧型)の中古は買い?にまとめています。
3代目は「装備とディーゼル」
3代目は運転支援がぐっと充実し、燃費の良いディーゼルが選べるようになりました。ディーゼルのWLTC燃費は19.6km/L、ガソリンは15.0km/L(公式)です。
ガソリン車は1.3Lターボで131ps、ディーゼル車は1.5Lで116psです。どちらも7速EDCとの組み合わせで、MTはありません。
3代目には、7人乗りのグランカングーも仲間に加わりました。全長4,910mmで、カングーより420mm長い車です。詳しくはグランカングー(7人乗り)の価格と特徴で見られます。

3代目の改良前と改良後はどう違う?
同じ3代目でも、2025年7月24日の改良の前と後で中身が変わっています。ここは中古を探す時に見落としやすいところです。
| 項目 | 改良前(2023年3月〜) | 改良後(2025年7月〜・現行) |
|---|---|---|
| グレード | ゼン/インテンス/クレアティフ | グレード名の無い単一グレード |
| バンパー | ブラックバンパーのクレアティフあり | ボディ同色バンパーに統一 |
| エンブレム | 従来のロザンジュ | 新しいロザンジュ |
| サイドセンサー・イージーパーキングアシスト | なし(改良で追加) | 標準 |
| 10インチ デジタルメーター | なし(改良で追加) | 標準 |
| スマホのワイヤレス充電 | なし(改良で追加) | 標準 |
| 17インチアロイホイール | 全車標準ではない(改良で標準化) | 標準 |
『インテンスとかクレアティフって今も新車で買える?』と思う方もいますよね。実はこれらは改良前のグレード名で、今の新車には使われていません。
中古の掲載で「現行型」と書かれていても、改良前の個体のことがあります。初度登録年月が2025年7月より前なら、改良前の可能性が高いです。装備の違いはカングーの2025年マイナーチェンジで何が変わった?で確かめてみてください。
今の新車はいくら?現行モデルの価格
2026年10月時点のルノー公式のメーカー希望小売価格は次のとおりです。
| モデル | 価格(消費税込) |
|---|---|
| カングー ガソリン | 4,390,000円 |
| カングー ディーゼル(受注生産) | 4,490,000円 |
| グランカングー クルール(7人乗り・特別仕様車) | 4,820,000円 |
有料のメタリック色を選ぶと55,000円が加わります。価格は2023年以降たびたび変わっているので、古い記事の金額をそのまま信じないようにしておきましょう。
実際に払う額は、値引きや諸費用で変わります。交渉の順番はカングーの値引き相場と限界額で詳しく見られます。
中古で世代ごとに見るポイントは?
世代が分かったら、次はその世代ならではの見どころです。同じカングーでも、確かめたい場所が少しずつ違います。
| 世代 | 中古で特に確かめたいこと |
|---|---|
| 初代(KC系) | 整備記録、ゴム・樹脂部品の傷み、整備できるお店の有無 |
| 2代目(KW系) | MTかEDCか、限定車なら色と装備、走行距離と交換歴 |
| 3代目 改良前 | グレード名(ゼン/インテンス/クレアティフ)と装備の違い |
| 3代目 改良後 | 新車保証の残り(3年または6万kmの早い方)、有料色かどうか |
『2代目と3代目、どっちが買い?』と迷う方も多いはずです。
MTに乗りたい、限定車の色が好き、という方は2代目が候補になります。運転支援や燃費の良いディーゼルを重視するなら3代目です。
例えば、3代目の改良前の中古なら、新車より手頃な値段で今の骨格に乗れることがあります。ただ、ワイヤレス充電や10インチのメーターは付いていないので、装備表と見比べておきましょう。
次の世代はどうなる?EV・ハイブリッドの話
欧州には電気自動車の「カングー E-TECH エレクトリック」がありますが、日本には導入されていません。ハイブリッドも日本向けにはありません。
『次の世代を待ったほうがいい?』と迷う方もいるはずです。次期型やEVの見通しはカングーのEVやハイブリッドは日本で買える?で、分かっている範囲をまとめています。
- 運転支援装備が欲しいか(欲しいなら3代目)
- MTに乗りたいか(乗りたいなら2代目・初代)
- 駐車場の幅に余裕があるか(3代目は全幅1,860mm)
- 整備を頼めるお店が近くにあるか
世代が決まったら、型式と年式で条件を絞って、在庫を並べて見てみてください。
カングー買いたいドットコム
カングーの値段、先に相場を見ておく
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よくある質問
カングーは何代目まであるのですか?
日本では初代(KC系)、2代目(KW系)、3代目(KF系・現行)の3世代です。3代目は2023年3月に日本で発売され、2025年7月に改良を受けています。
型式から年式は分かりますか?
型式で分かるのは世代と仕様までで、年式までは分かりません。年式は車検証の初度登録年月で確かめます。
VF1とは何ですか?
ルノー車の車台番号の頭によく付く記号で、フランスのルノーが作った車の目印として知られています。世代を見分けるなら、車台番号より型式を見るほうが確実です。
2009年式のカングーは初代と2代目どちらですか?
切り替わりの年なので、どちらもありえます。車検証の型式がKCなら初代、KWなら2代目です。
グランカングーは別の世代ですか?
3代目カングーの7人乗りロング版で、型式は7BA-KFKH5HLです。全長は4,910mmで、カングーより420mm長くなっています。
改良前の3代目と改良後の3代目は、見た目で見分けられますか?
改良後は新しいロザンジュエンブレムになり、バンパーはボディ同色に統一されています。ただ、細かな違いは見落としやすいので、初度登録年月と装備表で確かめるのが確実です。
まとめ
- カングーは日本で3世代。型式の頭がKC=初代、KW=2代目、KF=3代目
- 年式の切り替わり(2009年・2023年)は車検証の型式で見分ける
- VF1は車台番号の記号。世代判定は型式欄で
- 3代目は2025年7月の改良で単一グレードに統一
- 2026年10月時点の新車価格はガソリン4,390,000円、ディーゼル4,490,000円





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