カングー旧型(2代目)の中古は買い?1.6Lと1.2ターボの違い

中古車展示場に並ぶ背の高い小型MPVのイメージ

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『新車のカングーは高いし、旧型の中古ってどうなんだろう』と考えている方も多いはずです。

結論から言うと、カングー2代目(旧型・2009〜2023年)の中古は、予算を抑えたい人やMTに乗りたい人には十分「買い」です。ただし年式の幅が14年もあるので、個体ごとの差がとても大きいんです。

この記事を読めば、1.6Lと1.2ターボ、MTとEDCの違いと、失敗しにくい選び方が分かります。

目次

カングー旧型(2代目)はどんな車?

まずは2代目の基本をおさえておきましょう。2代目カングーは、日本では2009年から2023年まで売られた、型式がKW系のモデルです(メディア)。

先に結論

2代目は全幅1,830mmに広がった世代で、エンジンは1.6Lと1.2Lターボ、変速機はMTとEDC(2ペダル)がありました。限定車がとても多いのも特徴です。現行の3代目(2023年3月〜)は全車7速EDCで、MTはありません。

項目2代目(旧型・KW系)3代目(現行・KFK系)
日本での販売期間2009年〜2023年(メディア)2023年3月2日〜(2025年7月24日改良)
型式(日本)ABA-KWK4M(1.6L)、ABA-KWH5F(1.2Lターボ)3BA-KFKH5H(ガソリン)、3DA-KFKK9K(ディーゼル)
全幅1,830mm1,860mm
変速機MT(5MT/6MT)、EDC7速EDCのみ
ディーゼル日本向けに無しあり(受注生産)
新車価格販売終了ガソリン4,390,000円/ディーゼル4,490,000円(2026年10月時点)

『先代と現行、そんなに違うの?』と思いますよね。実は、見た目の雰囲気は近くても、中身はかなり違う車なんです。

カングー2代目と3代目の違いの図解

歴代の流れは、カングーの歴代モデル一覧で初代から見られます。

旧型のサイズは?現行より小さい?

「カングー 旧型 サイズ」が気になる方は、駐車場に入るかを心配していることが多いですよね。2代目の全幅は1,830mmで、現行3代目の1,860mmより30mm狭くなっています。

全長と全高は、年式や仕様で違いがあります。買いたい個体が決まったら、車検証に書かれた寸法で確かめるのが確実です。

サイズで確かめたいこと
  • 自宅の駐車場の幅と高さ(機械式は高さ1,550mm制限が多い)
  • 車検証の長さ・幅・高さの欄
  • ルーフレールやキャリアで高さが増えていないか
  • スライドドアを開ける時の横のすき間

現行の3代目は全長4,490mm・全幅1,860mm・全高1,810mmです(公式)。どちらの世代も、高さ1,550mm制限の機械式立体駐車場には入りにくいので注意しましょう。

1.6Lと1.2ターボはどっちがいい?

2代目のエンジンは大きく2つです。車検証の型式を見れば、どちらか分かります。

項目1.6L(ABA-KWK4M)1.2Lターボ(ABA-KWH5F)
エンジン1.6L1.2L ターボ
変速機MTなど(年式で違う)6MT/6EDC
中古の年式型式と年式の対応は販売店で確認型式と年式の対応は販売店で確認
向いている人予算を抑えたい人ターボの力強さや6EDCがほしい人

goo-netの型式一覧には、ABA-KWH5F1という型式も載っています。年式と型式の細かい対応は販売店で確かめてみてください。

1.2Lターボを選ぶよさ
  • ターボで、荷物を積んでも加速に余裕を感じやすい
  • 6EDCなら2ペダルで乗れる
  • 限定車の選択肢が多い
1.2Lターボで気をつけたいこと
  • 年式や状態で価格の差が大きい
  • ターボまわりの整備記録を確かめたい
  • 6MTは在庫が少なめ

1.6Lは、手ごろな価格の個体を探しやすいのが魅力です。ただ、走行距離や整備の状態の差が大きいので、整備記録簿のある車を選びましょう。

MTとEDCはどっちを選ぶ?

『カングーはMTで乗りたい』という方にとって、2代目は大事な選択肢ですよね。現行の3代目にはMTが無いので、MTを選べるのは2代目までです。

例えば、こんな会話はよくあります。

「家族も運転するから、MTはちょっと…」
「それなら6EDCの1.2ターボを探してみよう。2ペダルだから誰でも運転できるよ」

MT(5MT/6MT)のよさ
  • 自分で操る楽しさがある
  • 変速の仕組みがシンプル
  • MT好きの間で人気がある
MTで気をつけたいこと
  • 家族で運転を分けにくい
  • 渋滞が多い道では疲れやすい
  • 在庫が少なく、条件の合う車を探しにくい

EDCは、ルノーのデュアルクラッチ式のオートマです。極低速でクセを感じることがあるので、試乗で駐車場の前進・後退を試しておきましょう。

MTとEDCの違いは、カングーにマニュアル車はある?7速EDCと2代目MTでさらに詳しく解説しています。

旧型の見分け方は?アクティフや車台番号VF1KW

中古車の情報を見ていると、いろいろな名前が出てきて迷いますよね!ここでは、見分ける時に役立つ手がかりをまとめておきます。

2代目かどうかを確かめる流れ
  1. 車検証の型式を見る(ABA-KWK4M、ABA-KWH5Fなら2代目)
  2. 車検証の車台番号を見る(2代目は「VF1KW」で始まる例が多い)
  3. 初度登録年月を見る(2009年〜2023年の範囲か)
  4. 販売店に、グレード名か限定車名かを聞く

「カングー vf1kw」で調べている方は、この車台番号の頭の部分を見ているはずです。最後は車検証の型式欄で確かめると確実です。

年式違いの部品に注意

2代目は同じ見た目でも、年式で部品が違うことがあります。ワイパーやフィルター、タイヤなどを通販で買う時は、車名だけで選ばず型式と初度登録年月で適合を確かめましょう。

アクティフ(Actif)って何?

ルノー カングー アクティフは、2代目の中古車で見かけるグレード名の1つです。ゼンなどほかの名前と並んで、年式によって装備の中身が違います。

『アクティフとゼン、どっちがいいの?』と迷ったら、名前より装備表を比べるのがおすすめです。同じ名前でも、年式でバンパーの色や装備が変わることがあります。

限定車がとても多い

2代目は、クルールやジャンボリーなど限定車がとても多い世代です。専用の色や装備が付いているので、気に入った限定車を探すのも2代目ならではの楽しみです。限定車の全体像はカングーの限定車・特別仕様車で見られます。

旧型の中古は買い?3代目と比べてどう?

ここが一番気になるところですよね。2代目、3代目の改良前の中古、現行の新車の3つを並べてみます。

選び方よいところ気をつけたいところ
2代目の中古(2009〜2023年)予算を大きく抑えられる。MTも選べる年式が古く、整備の状態の差が大きい
3代目の改良前の中古(2023年3月〜2025年7月)運転支援が付き、新車より安い2代目より価格は高め
現行の新車(2025年7月改良後)新装備がそろい、新車保証は3年または6万kmの早い方価格は4,390,000円〜

3代目は、ACCや自動ブレーキなどの運転支援が全車標準です。2代目は年式や仕様で装備が違うので、高速道路をよく走る方は装備表を確かめて、3代目とも乗り比べてみてください。

カングー旧型の中古を選ぶ時のチェックポイントの図解

改良前と改良後の3代目の違いはカングーの2025年マイナーチェンジで何が変わった?で、EVやハイブリッドの日本導入はカングーのEVやハイブリッドは日本で買える?で解説しています。

旧型の税金はどうなる?

旧型を選ぶなら、毎年の税金も気になりますよね。2代目の1.2Lターボは、現行と同じ「1.0L超1.5L以下」の区分です。

一方、1.6Lはひとつ上の「1.5L超2.0L以下」の区分になります。さらに、ガソリン車は新車登録から13年を超えると税額が上がる仕組みがあります。

税額は納税通知書で確かめる

2代目は登録した時期によって、同じ排気量でも税額が変わります。正確な金額は、前のオーナーの納税通知書や販売店の見積もりで確かめてみてください。現行3代目は年30,500円です(1.0L超1.5L以下・2019年10月以降の新規登録)。

中古で失敗しないために確かめること

2代目は年式の幅が広いので、同じ価格でも状態がまったく違うことがあります。値段だけで決めず、次の点を確かめておきましょう。

2代目の中古で確かめたいこと
  • 整備記録簿があり、定期的に点検を受けてきたか
  • 試乗でギアの入り、クラッチ、変速のショックに違和感がないか
  • エアコンがしっかり冷えるか
  • スライドドアがスムーズに開け閉めできるか
  • 保証が付くか、付くなら期間と範囲はどうか
安さだけで選ばない

相場より安い車には、修理が近い、事故の修理歴があるなどの理由があることも。購入後の修理費を見込んでおくと安心です。故障しやすい箇所はカングーの故障しやすい箇所と修理費の目安で確かめられます。

旧型カングーの在庫を探してみよう

条件が決まったら、実際の在庫を見てみましょう!

「1.2ターボの6EDC」「MT」「限定車」など、条件を絞ると候補が見つけやすくなります。保証付きの車や整備記録簿ありの車に絞ると、さらに安心です。

『近くのお店にしか無いと思っていた』という方も多いですよね。2代目は在庫が全国に散らばっているので、範囲を広げて探すと出会える車が増えます。

カングー買いたいドットコム

カングーの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、カングーの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

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※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

中古の選び方の全体像はカングーの中古車の選び方で、新車と比べたい方は値引きの交渉の順番をカングーの値引き相場と限界額で確かめてみてください。

よくある質問

カングー2代目は何年から何年までですか?

日本では2009年から2023年まで販売されました(メディア)。2023年3月2日に3代目が日本で発売されています。

カングー旧型と現行のサイズはどれくらい違いますか?

全幅は2代目が1,830mm、現行3代目が1,860mmで、30mm違います。全長と全高は年式で差があるので、車検証で確かめてください。

カングー旧型にMTはありますか?

あります。2代目には5MTと6MTがあり、1.2Lターボには6MTと6EDCがありました。現行の3代目は全車7速EDCでMTはありません。

VF1KWとは何ですか?

2代目カングーの車台番号は「VF1KW」で始まる例が多く、見分ける手がかりになります。最後は車検証の型式(ABA-KWK4M、ABA-KWH5Fなど)で確かめるのが確実です。

カングー アクティフとはどんなグレードですか?

2代目の中古車で見かけるグレード名の1つです。年式で装備の中身が違うので、名前より装備表を比べて選んでみてください。

2代目にディーゼルはありますか?

日本向けの2代目にディーゼルはありません。日本でディーゼルのカングーを選べるのは、2023年3月に発売された3代目からです。

まとめ

この記事の要点
  • カングー2代目(旧型)は2009〜2023年のKW系で、全幅は1,830mm
  • エンジンは1.6L(ABA-KWK4M)と1.2Lターボ(ABA-KWH5F)
  • MTを選べるのは2代目まで。現行の3代目は全車7速EDC
  • 見分けるには、車検証の型式と車台番号(VF1KW)を見る
  • 年式の幅が広いので、整備記録簿と試乗で状態を確かめる
カングー買いたいドットコム

カングー買いたいドットコム 編集部

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