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カングーの中古車を見ていると、車名の後ろに「クルール」のような名前が付いた車がよく出てきますよね。『限定車って普通のカングーと何が違うの?』と気になる方も多いはずです。
結論から言うと、今の限定車の差は「色」と「足まわり」が中心で、価格は通常モデルと同じです。2026年10月時点で新車で買えるのは、黄色のリミテ(全25台)と7人乗りのグランカングー クルールの2つです。
ここでは現行の限定車と特別仕様車、2代目でよく見かける限定車の考え方、中古で選ぶ時の確かめ方を数字で比べていきます。
今、新車で買えるカングーの限定車は?
『そもそも今も限定車って出ているの?』という声もあります。
実は出ています。2026年10月時点のルノー公式ページには、次の2モデルが載っています。
| モデル(2026年10月時点・公式) | パワートレイン | 台数 | 価格(税込) | ボディカラー |
|---|---|---|---|---|
| カングー リミテ ガソリン | 1.3L直4ターボ+7速EDC | 限定10台 | 4,390,000円 | ジョン アグリュム(黄)のみ |
| カングー リミテ ディーゼル | 1.5L直4ディーゼルターボ+7速EDC | 限定15台 | 4,490,000円 | ジョン アグリュム(黄)のみ |
| グランカングー クルール | 1.3L直4ターボ+7速EDC | 台数の公表なし | 4,820,000円 | オランジュ コロンジュ専用色 |
リミテは2つ合わせて25台しかありません。全国のルノー正規ディーラーで分け合う台数なので、店によっては割り当てが無いことも。
価格は通常モデルのガソリン4,390,000円、ディーゼル4,490,000円とまったく同じなんです。
- 現行の限定車はリミテ(ガソリン10台・ディーゼル15台の計25台)
- リミテの価格は通常モデルと同じで、色と足まわりが違う
- 7人乗りが欲しいならグランカングー クルール(4,820,000円・ガソリンのみ)
- 2代目時代は「クルール」など限定車が非常に多く、中古の名前はそこから来ている

リミテは通常のカングーと何が違う?
同じ値段なら、どこが違うのか気になりますよね。
違いは大きく分けて2つです。黄色1色だけになることと、タイヤとホイールが専用品になることです。
| 項目 | カングー(通常・2026年10月時点) | カングー リミテ |
|---|---|---|
| 価格(ガソリン) | 4,390,000円 | 4,390,000円 |
| 価格(ディーゼル) | 4,490,000円 | 4,490,000円 |
| ボディカラー | 5色から選べる(有料色は+55,000円) | ジョン アグリュムのみ |
| タイヤ | 205/55R17 | TOYO OPEN COUNTRY A/T III 205/60R16 |
| ホイール | 7J×17 アロイ | 専用16インチ(6.0J×16) |
| 専用装備の保証 | 3年または6万km | タイヤ・ホイールは新車登録日から1年 |
OPEN COUNTRY A/T IIIは、オフロード寄りの見た目を持つタイヤです。17インチから16インチに下がる分、タイヤの厚みが増えて、黄色いボディと合わせて道具っぽい雰囲気になります。
専用装備の保証が1年なのは見落としやすい
ここが大事なところです。リミテの専用タイヤ・ホイールの保証は、新車登録日から1年です。
車そのものの新車保証(3年または6万kmの早い方)とは別の扱いなので、見積もりの時に担当者に確かめておきましょう。保証の中身はカングーの新車保証と延長保証で詳しく書いています。
- 近くのルノー正規ディーラーに割り当てがあるか
- ガソリンかディーゼルか(ディーゼルは受注生産の通常モデルと比べて納期がどうなるか)
- 黄色以外を選べない点に納得しているか
- 専用タイヤを交換する時、同じ銘柄を選ぶか普通のタイヤに戻すか
リミテはガソリンとディーゼルのどちらを選ぶ?
『リミテにするなら、エンジンはどっちがいいの?』と迷いますよね。

台数はディーゼルのほうが5台多い15台です。中身の違いは、通常モデルのガソリンとディーゼルの違いとほぼ同じなんです。
| 項目(公式) | リミテ ガソリン | リミテ ディーゼル |
|---|---|---|
| 台数 | 10台 | 15台 |
| 価格(税込) | 4,390,000円 | 4,490,000円 |
| 最高出力 | 131ps | 116ps |
| 最大トルク | 240N・m | 270N・m |
| WLTC燃費 | 15.0km/L | 19.6km/L |
| 燃料 | ハイオク | 軽油 |
| 自動車税(年) | 30,500円 | 30,500円 |
年に1万km走るとすると、燃料の量はガソリンが約667L、ディーゼルが約510Lの計算です。長距離が多いならディーゼル、街乗り中心で軽快さを取るならガソリン、と考えると決めやすいですよ。
限定車と特別仕様車はどう違う?
『限定車と特別仕様車って同じ意味じゃないの?』と思いますよね。
ざっくり言うと、台数が決まっているのが限定車、台数より「通常と違う仕様」が主役なのが特別仕様車です。カングーでいえば、リミテは台数が決まった限定車です。
グランカングー クルールは、7人乗りのロングボディを特別仕様車として日本に入れたモデルです。2026年2月5日の発売時はベージュ サハラで459万円(メディア報道)でしたが、2026年10月時点の公式ページはオランジュ コロンジュの4,820,000円になっています。
| 比べる点 | リミテ | グランカングー クルール |
|---|---|---|
| 種類 | 限定車(計25台) | 特別仕様車 |
| 乗車定員 | 5名 | 7名 |
| 全長 | 4,490mm | 4,910mm |
| 燃料 | ガソリン・ディーゼル | ガソリンのみ |
| WLTC燃費 | 15.0km/L(ガソリン)/19.6km/L(ディーゼル) | 14.7km/L |
| 価格 | 4,390,000円〜 | 4,820,000円 |
7人乗りの中身はグランカングーの価格と特徴でまとめています。
グランカングー クルールは、発売時のベージュ サハラと、2026年10月時点のオランジュ コロンジュで色が違います。中古で「ベージュ サハラ」のグランカングーを見かけたら、初期に導入された仕様と考えてよさそうです。
2代目カングーの限定車はなぜ多い?
2代目(KW系・2009〜2023年)の中古を見ると、名前付きの車が本当に多いんです。
2代目は日本での販売期間が長く、その間に限定車がたびたび出ました。中でも有名なのが「クルール」です。クルールはフランス語で「色」という意味で、名前のとおり色を主役にした限定車として、何度も登場しています。
ファンイベントの名前を冠した「ジャンボリー」のような限定車もありました。
ただし、2代目の限定車の全一覧と台数は、この記事では確かめきれていません。だから年式ごとの色や台数をここで言い切ることはしません。
ブルー ドラジェやヴェール系の緑など、2代目の限定車で使われた色は、2026年10月時点の新車では選べません。現行の通常色はジョン アグリュム・ブラン ミネラル・グリ カシオペM・ブルー ソーダライトM・ブラウン テラコッタMの5色です。
色の一覧はカングーの全ボディカラー一覧で確かめられます。
中古で見かける名前の正体を確かめる方法
『この名前、限定車なの?ただのグレード名なの?』と迷ったら、次の順で見てみてください。
- 車検証の型式を見て、初代(KC系)・2代目(KW系)・3代目(KF系)のどれかを確かめる
- 初度登録年月を見て、3代目なら2025年7月の改良前か後かを確かめる
- 販売店に「新車時の車名とボディカラー名」を書面で出してもらう
- ルノー正規ディーラーで車台番号から仕様を照会できるか聞いてみる
型式と年式の見分け方はカングーの歴代モデル一覧が役に立ちます。
中古で限定車を選ぶと得なのか?
限定車というだけで、中古の値段が高めに付いていることがありますよね。
結論から言うと、限定車だから得、とは言い切れません。理由は2つあります。
1つ目は、2代目の限定車は数が多く、「限定」という言葉ほど珍しくない場合があることです。2つ目は、中古の値段は年式・走行距離・整備の履歴で大きく変わり、名前の差より状態の差のほうが大きいことです。
| 中古で見るポイント | 限定車で特に気を付けること |
|---|---|
| ボディカラー | 限定色は再塗装やパーツ交換の時に色合わせの手間がかかることがある |
| 専用ホイール・タイヤ | 交換されて普通品になっていないか |
| 専用のステッカー・内装 | 剥がされていたり、別物に替わっていないか |
| 整備記録 | 名前より、点検の記録が残っているかを優先する |
| 世代 | 2代目と3代目で装備も燃費もまったく違う |
例えばこんな場面です。
「クルールで色が珍しいから、少し高くても買おうかな」
「でも、走行距離と整備記録は普通の個体のほうがしっかりしていますよ」
こういう時は、名前より状態を優先するのが無難です。中古の選び方はカングーの中古車の選び方で詳しく解説しています。
カングー買いたいドットコム
カングーの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、カングーの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
中古の在庫を探す時は、車名だけでなく「ボディカラー名」「型式」「初度登録年月」の3つで絞ると、目当ての限定車にたどり着きやすくなります。
限定車は売る時に有利?
『限定車なら売る時も高く売れるはず』と期待する方も多いはずです。
限定色に人気が集まる場面はあります。ただ、買取額は時期と地域、その時の在庫で変わるので、限定車だから高いとは断定できません。
ここで覚えておきたいのは、専用装備を純正のまま残しておくことです。専用ホイールを社外品に替えていると、限定車らしさが伝わりにくくなることも。
- 専用ホイール・専用タイヤ(交換したなら外した純正品)
- 新車時の書類と、限定車であることが分かるカタログや注文書
- 点検整備記録簿
- 取扱説明書とスペアキー
色や年式でリセールがどう変わるかはカングーのリセールバリューにまとめています。
リミテ・クルールと通常モデル、結局どれを選ぶ?
最後に、目的別に整理しておきますね。
| こんな人 | 合いやすいモデル | 理由 |
|---|---|---|
| 黄色のカングーが欲しい | リミテ(4,390,000円〜) | 通常と同じ価格で専用タイヤ・ホイールが付く |
| 色を選びたい | 通常モデル | 5色から選べる。有料色は+55,000円 |
| 燃費を重視したい | 通常またはリミテのディーゼル | WLTC19.6km/Lで軽油 |
| 7人乗りが必要 | グランカングー クルール | 3列シート・全長4,910mm |
| 予算を抑えて限定色を楽しみたい | 2代目の限定車の中古 | 状態と整備記録を最優先で選ぶ |
ガソリンとディーゼルの選び方はガソリンとディーゼルの比較、新車の値引き交渉はカングーの値引き相場と交渉の順番で解説しています。
現行の装備の全体像はカングーのグレードと装備の違いで確かめてみてください。
よくある質問
カングー リミテは何台ありますか?
ガソリンが10台、ディーゼルが15台の計25台です(2026年10月時点の公式ページ)。全国のディーラーで分け合う台数なので、早めに問い合わせておくのが確実です。
リミテの価格は通常モデルより高いですか?
同じです。ガソリン4,390,000円、ディーゼル4,490,000円で、色がジョン アグリュムのみになり、専用の16インチタイヤ・ホイールが付きます。
グランカングー クルールは限定車ですか?
7人乗りのロングボディを特別仕様車として導入したモデルです。2026年10月時点の価格は4,820,000円で、ガソリンのみです。
カングー クルールの中古はどの世代ですか?
2代目でクルールという名前の限定車が何度も出ています。3代目ではグランカングー クルールがあります。車検証の型式で世代を確かめてください。
2代目の限定色を新車で選べますか?
選べません。2026年10月時点の通常色は5色で、ブルー ドラジェなど2代目の限定色は含まれていません。
リミテの専用タイヤは普通のタイヤに替えられますか?
替えること自体はできますが、外した専用ホイールとタイヤは売る時のために保管しておくのがおすすめです。専用装備の保証は新車登録日から1年なので、その期間の扱いも販売店に確かめておきましょう。
まとめ
- 現行の限定車はリミテ(ガソリン10台・ディーゼル15台)で価格は通常と同じ
- リミテはジョン アグリュムのみ、専用16インチのOPEN COUNTRY A/T IIIを装着
- 専用タイヤ・ホイールの保証は新車登録日から1年
- グランカングー クルールは7人乗りの特別仕様車で4,820,000円
- 2代目の限定車は数が多く、中古は名前より状態と整備記録を優先する





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