カングーの燃費は?実燃費とカタログ値の差をガソリン・ディーゼルで比較

郊外を走るカングーと燃費のイメージ

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カングーが気になっているけれど、『この大きさの輸入車って、燃費はどうなの?』と心配な方も多いですよね。

結論から言うと、現行カングーのカタログ燃費はガソリンでWLTC15.0km/L、ディーゼルで19.6km/Lです。実燃費はその7〜9割、ガソリンで10〜13km/L台、ディーゼルで14〜17km/L台が目安になります。

この記事では、カタログ値と実燃費の差、燃料代にするといくらか、燃費を落とさない乗り方まで見ていきます。

目次

カングーの燃費はカタログ値でどれくらい?

まずは公式の数字からです。現行は3代目の2025年7月改良モデルで、燃費は国土交通省審査値のWLTCモードです。

WLTC燃費カングー ガソリンカングー ディーゼルグランカングー(ガソリン)
総合15.0km/L19.6km/L14.7km/L
市街地11.7km/L16.2km/L11.7km/L
郊外15.2km/L19.7km/L15.0km/L
高速道路16.9km/L21.5km/L16.4km/L
JC08(参考)15.9km/L21.1km/L記載なし
燃料ハイオク軽油ハイオク
タンク容量54L54L記載なし
先に結論
  • カタログ燃費はガソリン15.0km/L、ディーゼル19.6km/L(WLTC総合)
  • 7人乗りのグランカングーは14.7km/Lで、5人乗りとほぼ同じ
  • ディーゼルは公式で「輸入車ミニバンNo.1の低燃費」(JATO調べ・2025年7月現在)
  • 実燃費はカタログの7〜9割が目安。街乗りが多いほど下がる

『グランカングーは420mmも長いのに、燃費はそんなに変わらないの?』と思いますよね。実は、エンジンは同じ1.3Lターボで、車両重量の差もガソリン同士で130kgです。総合では0.3km/Lの差に収まっているんです。

カングーの実燃費はどれくらい?カタログとの差

ここが大事なところです。カタログの燃費は、決まった条件で測った数字です。

実際の道では、信号待ちやエアコン、荷物の重さで燃費は下がります。一般にカタログ値の7〜9割に収まることが多いので、その幅で計算してみました。

実燃費の目安(WLTC総合×割合)7割8割9割
カングー ガソリン約10.5km/L約12.0km/L約13.5km/L
カングー ディーゼル約13.7km/L約15.7km/L約17.6km/L
グランカングー約10.3km/L約11.8km/L約13.2km/L

この表はあくまでカタログ値からの試算です。実際の数字は、乗り方と道で大きく変わります。

カングーのカタログ燃費と実燃費の目安を比べた図解

走る場面でどれくらい変わる?

WLTCの市街地と高速の数字を見ると、場面ごとの差がよく分かります。

場面ガソリン(WLTC)8割で見た目安ディーゼル(WLTC)8割で見た目安
市街地11.7km/L約9.4km/L16.2km/L約13.0km/L
郊外15.2km/L約12.2km/L19.7km/L約15.8km/L
高速道路16.9km/L約13.5km/L21.5km/L約17.2km/L

街乗り中心なら、ガソリンで1桁台に入ることもあります。逆に高速を一定の速さで走ると、カタログに近い数字が出やすいです。

燃料代にするといくら?年間で計算してみる

燃費の数字だけでは、ピンとこない方も多いはずです。お金に直してみますね。

条件は、ハイオク175円/L、軽油155円/Lと仮に置き、実燃費をカタログの8割で計算しています。燃料の価格は時期と地域で変わるので、目安として見てください。

年間の走行距離ガソリンディーゼルグランカングー
5,000km約7.3万円約4.9万円約7.4万円
10,000km約14.6万円約9.9万円約14.9万円
15,000km約21.9万円約14.8万円約22.3万円

年1万km走ると、ガソリンとディーゼルで年5万円ほどの差です。車両価格はディーゼルが10万円高い(2026年10月時点でガソリン4,390,000円、ディーゼル4,490,000円)ので、2年ほどで差が縮まる計算になります。

価格差と燃料代の詳しい比較は、カングーのガソリンとディーゼルの比較にまとめています。

満タンで走れる距離

タンクは54Lです。実燃費をカタログの8割とすると、満タンでガソリンは約650km、ディーゼルは約850kmが目安になります。遠出の時は、半分を切ったら給油を考えておくと安心です。

走行距離別のカングーの年間燃料代を比べた図解

グランカングーを選ぶと燃料代はどれくらい増える?

『7人乗りにしたら、燃料代がかなり増えるのでは』と心配する方もいますよね。

実は、年1万km走っても、5人乗りのガソリンとの差は約3,000円です(上の条件で計算)。燃料代だけを見れば、5人乗りか7人乗りかで迷う必要はあまりありません。

選ぶ時に効いてくるのは、燃費より全長4,910mmや最小回転半径6.2mといったサイズのほうです。詳しくはグランカングーの価格と特徴で書いています。

カングーの燃費が悪いと感じるのはどんな時?

『思ったより燃費が悪い』という声が出るのは、たいてい乗り方に理由があります。

例えばこんな会話はよくあります。

「納車してから街乗りばかりで、メーターの燃費が10km/Lを切っているんです」
「近い距離ばかりだと、エンジンが温まる前に着いてしまうので、どうしても下がりますね」

カングーは全高1,810mmの背の高いボディです。空気の抵抗を受けやすいので、高速での速度の出し方も燃費に響きます。

燃費が落ちやすい場面
  • 1回数kmの近距離を繰り返す
  • 渋滞や信号の多い道が中心
  • 荷物を満載にしている、ルーフに荷物を載せている
  • 高速で速度を上げて走る
  • タイヤの空気圧が下がっている
  • 冬場にエンジンが温まるまで時間がかかる
カングーの燃費が落ちやすい場面をまとめた図解

ルーフボックスやキャリアは特に影響が大きい部分です。使わない時は外しておくと、燃費の落ち込みを抑えられます。

季節でも燃費は変わる

冬はエンジンが温まるまで時間がかかり、燃費が下がりやすい季節です。夏はエアコンをよく使うので、こちらも燃費に響きます。

春や秋に測った燃費と、真冬の燃費を比べて『急に悪くなった』と感じることもあります。1年を通した平均で見ると、実際の燃費が分かりやすいですよ。

自分の実燃費の測り方
  1. 満タンにして、トリップメーターを0に戻す
  2. いつも通りに走る
  3. 次に満タンにした時、入った量で走った距離を割る
  4. これを数回くり返して平均を出す

燃費をよくする乗り方のコツは?

実は、カングーには燃費を助ける機能が最初から付いています。

ストップ&スタート(アイドリングストップ)と、ドライブモードの「Eco」です。ドライブモードはPerfo・Eco・Normalから選べます。

今日からできる燃費のコツ
  1. 普段の街乗りはドライブモードをEcoにしておく
  2. タイヤの空気圧を月に1回見る
  3. 使わない荷物やルーフの積み物は降ろす
  4. 高速は一定の速さで走り、ACC(アダプティブクルーズコントロール)を使う
  5. オイル交換やエアクリーナーの点検を遅らせない

ACCは全車に標準で付いています。速度の上げ下げが少なくなるので、長距離では燃費の面でもうれしい装備なんです。

タイヤの空気圧と燃費の関係はカングーのタイヤサイズと交換費用、オイルの管理はカングーのオイル交換の時期と量で詳しく書いています。

ハイオク指定は守る

ガソリンのカングーは、指定燃料が無鉛プレミアム(ハイオク)です。『レギュラーのほうが安いから』と入れると、本来の力が出なかったり、エンジンに負担がかかったりすることがあります。詳しくはカングーの燃料の違いを見てみてください。

中古のカングーの燃費はどう見る?

『中古の2代目なら安いけど、燃費はどうなの?』と気になる方もいますよね。

2代目(2009年〜2023年)は、1.6Lと1.2Lターボのガソリンだけで、ディーゼルはありません。年式とエンジン、MTかEDCかで燃費の数字が違います。

世代燃料燃費の見方
3代目 後期(2025年7月〜)ハイオク/軽油本記事のWLTCの数字をそのまま使える
3代目 前期(2023年3月〜2025年7月)ハイオク/軽油同じエンジン。車検証と取扱説明書で確かめる
2代目(2009年〜2023年)ガソリン年式・エンジン・変速機で違う。車検証の型式で確かめる

『3代目の前期と後期で燃費は違うの?』と聞かれることもあります。どちらもガソリンは1.3Lターボ、ディーゼルは1.5Lターボで、変速機も7速EDCです。燃費の差を気にするより、走行距離や整備の記録を見たほうが選びやすいですよ。

中古の燃費を比べる時は、車検証の型式から当時のカタログ値を調べ、この記事と同じ7〜9割の幅で見てみてください。

さらに、年数がたった車はタイヤやオイル、プラグの状態でも燃費が変わります。整備の記録がそろっている1台を選ぶのがおすすめです。長く乗れるかどうかはカングーは何年・何万km乗れるかで見られます。

燃費は維持費全体のどれくらい?

燃料代は、カングーの維持費のなかでいちばん大きくなりやすいお金です。

年1万kmなら、ガソリンで約14.6万円、ディーゼルで約9.9万円(上の仮の単価と8割の実燃費で計算)。ここに自動車税の年30,500円、保険、車検が加わります。

全部の内訳と年間の合計は、カングーの維持費は年間いくら?で表にしています。これから買う方は、カングーの値引き相場と交渉の順番もあわせて読んでみてください。

よくある質問

カングーの燃費はどれくらいですか?

WLTC総合で、ガソリン15.0km/L、ディーゼル19.6km/Lです。7人乗りのグランカングーは14.7km/Lです。

カングーの実燃費はどれくらいですか?

カタログ値の7〜9割が目安です。ガソリンで約10.5〜13.5km/L、ディーゼルで約13.7〜17.6km/Lの幅を見ておくと安心です。

カングーはハイオクですか?

ガソリン車はハイオク指定です。ディーゼル車は軽油です。

燃費がいいのはガソリンとディーゼルどちらですか?

ディーゼルです。WLTC総合で4.6km/Lよく、公式でも輸入車ミニバンNo.1の低燃費(JATO調べ・2025年7月現在)とされています。

中古の2代目の燃費はどう調べればいいですか?

車検証の型式から当時のカタログ値を調べ、その7〜9割を目安にしてみてください。年式やエンジン、変速機で数字が違います。

まとめ

この記事の要点
  • カタログ燃費はガソリン15.0km/L、ディーゼル19.6km/L、グランカングー14.7km/L
  • 実燃費はその7〜9割が目安。街乗りが多いほど下がる
  • 年1万kmの燃料代はガソリン約14.6万円、ディーゼル約9.9万円(仮の単価で試算)
  • Ecoモード・空気圧・荷物を降ろすことで燃費の落ち込みを抑えられる
  • 中古の2代目はガソリンのみ。型式でカタログ値を調べて比べる
カングー買いたいドットコム

カングー買いたいドットコム 編集部

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