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カングーに乗りたい気持ちはあるけれど、『輸入車だし、維持費が高そう…』とためらっている方も多いはずです。
結論から言うと、現行カングーのガソリン車で年1万km走る場合、維持費は駐車場代を除いて年およそ32万〜51万円、月にすると約2.7万〜4.3万円が目安です。ディーゼルなら燃料代の分だけ年5万円ほど下がります。
この記事では、その内訳を1つずつ出して、どこで差がつくかを見ていきます。
カングーの維持費は年間いくら?まず全体像
先に、年間の内訳を表にしておきますね。2026年10月時点の現行カングー(ガソリン・5人乗り)、年1万km走る場合の目安です。
| 項目 | 年間の目安 | 根拠・条件 |
|---|---|---|
| 自動車税(種別割) | 30,500円 | 1.0L超1.5L以下の区分(2019年10月以降登録) |
| 自動車重量税 | 約16,400円 | 1.5t超2.0t以下・本則2年32,800円を1年分に。減税で変わる |
| 自賠責保険 | 約9,000円 | 2年分を1年に割った目安。年度で改定あり |
| 任意保険 | 約5万〜15万円 | 年齢・等級・補償内容で大きく変わる |
| 燃料代 | 約14.6万円 | 実燃費12.0km/L(WLTCの8割)、ハイオク175円/Lで試算 |
| 車検・点検の整備費 | 約3万〜7万円 | 2年ごとの車検費用を1年分に(法定費用を除く) |
| オイル・消耗品 | 約2万〜5万円 | オイル交換・フィルター・ワイパーなど |
| タイヤ | 約2万〜4万円 | 205/55R17を数年ごとに替える費用を1年分に |
| 合計(駐車場代別) | 約32万〜51万円 | 月あたり約2.7万〜4.3万円 |
- 年1万km・ガソリンで、駐車場代を除き年32万〜51万円が目安
- いちばん大きいのは燃料代と任意保険
- 税金は国産の1.5Lクラスと同じ区分。輸入車だから高いわけではない
- 差がつくのは保険・整備の依頼先・走る距離

『輸入車は税金が高い』と思われがちですよね。実は、自動車税は排気量で決まるので、カングーの1.3Lガソリンも1.5Lディーゼルも年30,500円です。国産の同じ排気量の車と変わりません。
税金はいくらかかる?自動車税と重量税
税金は毎年かかる自動車税と、車検の時に払う重量税の2つです。
| 税金 | 金額 | 払うタイミング |
|---|---|---|
| 自動車税(種別割) | 年30,500円(ガソリン・ディーゼルとも) | 毎年5月ごろに納税通知 |
| 自動車重量税 | 本則で2年32,800円(1.5t超2.0t以下) | 新車登録時と車検ごと |
車両重量はガソリンが1,570kg、ディーゼルが1,660kg、グランカングーが1,700kgです。どれも1.5t超2.0t以下の同じ区分に入ります。
ディーゼルは2025年7月の改良でエコカー減税の対象になったと報じられています。ただ、減税の具体的な額や環境性能割は年度で変わるので、見積もりで確かめてみてください。
税金の細かい話、年の途中で買った時の月割りなどはカングーの自動車税と重量税にまとめています。
燃料代はどれくらい?ガソリンとディーゼルの差
ここが大事なところです。維持費のなかで、燃料代はいちばん差が出やすいお金なんです。
条件はハイオク175円/L、軽油155円/Lと仮に置き、実燃費をWLTC総合の8割で計算しています。
| 年間の走行距離 | ガソリン(約12.0km/L) | ディーゼル(約15.7km/L) | グランカングー(約11.8km/L) |
|---|---|---|---|
| 5,000km | 約7.3万円 | 約4.9万円 | 約7.4万円 |
| 10,000km | 約14.6万円 | 約9.9万円 | 約14.9万円 |
| 15,000km | 約21.9万円 | 約14.8万円 | 約22.3万円 |
年1万kmで、ガソリンとディーゼルの差は年5万円ほどです。カタログ値と実燃費の差はカングーの実燃費で詳しく書いています。
ディーゼルはAdBlue(尿素水)を補充しながら走ります。補充の頻度と費用は乗り方で変わるため、上の表には入れていません。詳しくはカングーのディーゼルとAdBlueを見てみてください。
車検とメンテナンスにいくらかかる?
『輸入車の車検って、すごく高いんでしょう?』という不安もよく聞きます。
カングーの車検費用は、法定費用(重量税・自賠責・印紙代)と、点検や部品交換の整備費に分かれます。整備費は依頼先と車の状態で大きく変わります。
| 費用 | 2年ごとの目安 | 1年あたり |
|---|---|---|
| 法定費用 | 約5万〜5.5万円 | 約2.5万〜2.8万円 |
| 整備費(ディーラー) | 約8万〜15万円 | 約4万〜7.5万円 |
| 整備費(整備工場・車検専門店) | 約5万〜10万円 | 約2.5万〜5万円 |
新車なら初めての車検は3年後、その後は2年ごとです。3代目は2023年3月に日本で発売されたので、早い車から初回の車検が始まっています。
車検の内訳と安く抑えるコツはカングーの車検費用の目安にまとめています。
オイル交換とタイヤ
毎年かかる整備は、オイル交換が中心です。ディーラーで1回1万〜2万円程度が目安になります。
タイヤは205/55R17(7J×17アロイ)です。4本替えると数万円以上かかるので、数年に1回の出費として積み立てておくと慌てません。
詳しくはカングーのオイル交換の時期と量、カングーのタイヤサイズと交換費用で見られます。
任意保険はどれくらい?
任意保険は、維持費のなかで人によっていちばん差が出る項目です。
年齢・等級・運転する人の範囲・車両保険の有無で、年5万円台から15万円以上まで変わります。新車価格が4,390,000円からなので、車両保険を付けると保険料は上がりやすいです。
- 運転する人の範囲と年齢条件を実態に合わせる
- 車両保険の免責金額(自己負担額)を決める
- 年間の走行距離の区分を見直す
- 複数の保険会社で同じ条件の見積もりを取る
保険料の目安と下げ方はカングーの任意保険料の目安にまとめています。
月々に直すといくら?
年間の数字だと実感がわきにくい方も多いですよね。項目ごとに月あたりにしてみます(ガソリン・年1万km)。
| 項目 | 月あたりの目安 |
|---|---|
| 自動車税・重量税・自賠責 | 約4,700円 |
| 任意保険 | 約4,200〜12,500円 |
| 燃料代 | 約12,200円 |
| 車検・消耗品・タイヤ | 約5,800〜13,300円 |
| 合計(駐車場代別) | 約2.7万〜4.3万円 |
ここに駐車場代が加わります。都市部で月極を借りる方は、全幅1,860mm・全高1,810mmが入る区画かも先に確かめておきましょう。
グランカングーの維持費は?
7人乗りのグランカングー クルール(4,820,000円)も、税金の区分は5人乗りと同じです。
| 項目 | カングー ガソリン | グランカングー |
|---|---|---|
| 自動車税 | 30,500円 | 30,500円 |
| 重量税の区分 | 1.5t超2.0t以下 | 1.5t超2.0t以下 |
| WLTC燃費 | 15.0km/L | 14.7km/L |
| 年1万kmの燃料代(試算) | 約14.6万円 | 約14.9万円 |
| タイヤ | 205/55R17 | 205/60R16(オールシーズン) |
燃料代の差は年3,000円ほどです。維持費だけで見れば、5人乗りと7人乗りの差は小さいんです。
新車と中古で維持費は変わる?
『中古の2代目なら安く乗れる?』と考える方もいますよね。
車両価格は下がっても、維持費は逆に上がることがあります。年数がたった車は税金が上がり、部品の交換も増えていくからです。
| 比べる点 | 3代目(2023年3月〜) | 2代目(2009年〜2023年) |
|---|---|---|
| 自動車税 | 年30,500円 | 1.6Lは上の区分。2019年9月以前の登録は高めの税額表 |
| 重量税 | 本則2年32,800円の区分 | 登録から13年・18年を超えると上がる |
| 燃料 | ハイオク/軽油 | ガソリン |
| 保証 | 新車保証3年または6万km | 新車保証は終わっている |
| 整備費 | 消耗品の交換が中心 | ベルト類・足回りなど交換が増えやすい |

2代目の1.2Lターボなら、排気量は1.0L超1.5L以下の区分です。ただ、2019年9月以前に登録された車は、同じ区分でも税額が少し高めです。年式と登録日は車検証で確かめてみてください。
故障しやすい箇所と修理費の目安はカングーの故障しやすい箇所、何年乗れるかはカングーは何年・何万km乗れるかで見られます。
例えばこんな会話はよくあります。
「車両は安かったのに、最初の車検で思ったより整備費がかかったんです」
「前のオーナーの整備記録が少なかったので、まとめて交換が必要になったんですね」
中古を選ぶ時は、整備記録の有無で買った後のお金が大きく変わります。
維持費を抑えるコツは?
実は、カングーの維持費は工夫しだいで年に数万円変わります。
- 年間の走行距離を見直し、ガソリンかディーゼルかを決める
- 任意保険を複数社で見積もり、条件を実態に合わせる
- 車検は見積もりを2か所から取り、整備の中身を比べる
- オイルとタイヤの空気圧を管理して、燃費と部品の傷みを抑える
- ルノー・サービスプランなどのメンテナンスプランも比べる
『結局、年いくら見ておけばいい?』という方は、まず燃料代と保険料の2つを自分の条件で計算してみてください。この2つで維持費の半分以上が決まります。
乗り換えの資金も一緒に考えておく
カングーの維持費を考える時、今の車をいくらで手放せるかも大事なポイントです。
今の車の売却額が分かれば、頭金や車検までの資金計画が立てやすくなります。下取りだけでなく、買取の相場も見ておくと比べやすいです。
カングー買いたいドットコム
カングーの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、カングーの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
新車の購入費用そのものを抑えたい方は、カングーの値引き相場と交渉の順番もあわせて読んでみてください。
よくある質問
カングーの維持費は年間いくらですか?
ガソリン車で年1万km走る場合、駐車場代を除いて年32万〜51万円が目安です。月にすると約2.7万〜4.3万円です。
カングーの自動車税はいくらですか?
ガソリン(1.333L)・ディーゼル(1.460L)とも1.0L超1.5L以下の区分で、年30,500円です(2019年10月以降の新規登録)。
ガソリンとディーゼルで維持費はどれくらい違いますか?
税金は同じで、差が出るのは燃料代です。年1万kmなら、ディーゼルのほうが年5万円ほど安くなる試算です(ハイオク175円/L・軽油155円/L)。
中古のカングーは維持費が安いですか?
車両は安くても、年数がたつと税金が上がり、部品の交換も増えやすいです。整備記録の有無で買った後の費用が変わります。
グランカングーの維持費はカングーより高いですか?
自動車税と重量税の区分は同じです。燃費が14.7km/Lとわずかに下がる分、燃料代が少し増える程度です。
まとめ
- 年1万km・ガソリンで、駐車場代を除き年32万〜51万円が目安
- 自動車税は年30,500円で、ガソリン・ディーゼルとも同じ
- 燃料代はガソリン約14.6万円、ディーゼル約9.9万円(年1万km・試算)
- 任意保険と整備の依頼先で、維持費は大きく変わる
- 中古の2代目は車両が安くても、税金と整備費が上がりやすい





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