カングーでキャンプ・釣り・サーフィン|自転車やロングボードの積み方

屋根にサーフボードを載せ荷室に自転車を積んだカングー

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カングーを見ると、キャンプ道具や釣り竿を積んで出かける場面が浮かびますよね。

ただ、実際に積もうとすると『ロードバイクは立てて入る?』『ロングボードは中に入る?』と細かい疑問が出てきます。

結論から言うと、カングーは四角い荷室と観音開きのバックドアで、長い物・かさばる物を後ろから積みやすい車です。この記事では、遊び別の積み方と、付けておくと便利な装備を見ていきます。

目次

カングーがアウトドアで選ばれる理由は?

ルノー公式もカングーを「フランス生まれの遊べる空間」と紹介しています。

アウトドア好きに選ばれるのは、荷室の形と開き方に理由があるんです。

項目現行カングー(5人乗り・2026年10月時点 ルノー公式)
荷室容量5名乗車時775L、最大2,800L
後席6:4分割可倒(3座独立)
バックドア観音開きのダブルバックドア
横のドア両側スライドドア
全高1,810mm
ルーフレールマルチルーフレール(クロスバー機能付)はオプション

背が高く、壁が立ち上がった箱形なので、クーラーボックスやコンテナを隙間なく並べやすい形です。

観音開きのドアは左右別々に開くため、片側だけ開けて小物を出すこともできます。

先に結論
  • 荷室は5名乗車時775L、後席を倒すと最大2,800L
  • 長い物は後席を倒して斜めに、入らなければルーフに載せる
  • ルーフに載せるとその分だけ背が高くなるので駐車場に注意
  • 現行は全車FF。砂浜や雪道ではタイヤ選びで備える
カングーの遊び別の積み方の図解

キャンプ道具はどう積む?

キャンプの荷物は、テント・寝袋・チェア・テーブル・クーラーボックスと、とにかくかさばります。

カングーの5名乗車時775Lは、家族4人分のキャンプ道具を積む時の土台として頼りになる広さです。

『それでも乗り切らなかったら?』という時は、後席の片側だけを倒す手があります。6:4分割なので、4の側を倒して長い物を入れ、6の側に人が座る使い方ができます。

キャンプ道具を崩れにくく積む順番
  1. 重いクーラーボックスとコンテナを床の奥に置く
  2. テントやタープなど長くて硬い物を、その横か上に寝かせる
  3. 寝袋やマットなど柔らかい物で隙間を埋める
  4. 着いてすぐ使うチェアとタープは最後、手前に積む

ポイントは、重い物を下と奥にまとめることです。急ブレーキの時に荷物が前に飛び出しにくくなります。

キャンプ場で地味に助かるのが、観音開きのバックドアです。

隣の区画との間が狭くても、片側の扉だけ開けて荷物を出し入れできます。跳ね上げ式のように、扉を上げるための高さも要りません。

ただ、開けた扉は雨よけにはならないんです。雨の日の撤収に備えて、車の後ろにタープを少し張り出しておくと、荷物を濡らさずに積めます。

「雨が降ってきたけど、どこから片付ける?」
「先にタープの下へ道具を集めて、拭いてから積もう」

こんな流れにしておくと、荷室が泥だらけになりにくいですよ!

タープはどう張る?

『カングーの横にタープを張りたい』という方も多いですよね。

車の横に張るカーサイドタープは、ルーフレールや吸盤式の金具で車体に固定する物が一般的です。ルーフレールが無い車でも使える製品はありますが、車体への傷と風の強い日の扱いには注意しておきましょう。

車中で寝るなら

キャンプ場で車中泊をする時は、後席を倒して寝床を作ります。寝床の作り方はカングーで車中泊で、ベッドキットの選び方はカングーのキャンピングカー・車中泊仕様で詳しく書いています。

自転車やロードバイクは積める?

カングーに自転車を積む方法は、大きく分けて車内とルーフの2つです。

それぞれに得意・不得意があります。

車内に積む
  • 雨やほこりで自転車が汚れない
  • 盗まれにくい
  • 高さ制限のある駐車場をそのまま使える
ルーフに積む
  • 車内が広く空く
  • 積み下ろしで持ち上げる高さがある
  • 背が高くなり、駐車場や洗車機を選ぶ
自転車を車内とルーフのどちらに積むかの図解

ロードバイクは、前輪を外して車内に立てて固定する積み方がよく使われます。床に固定するフォークマウント(前輪を外した前フォークを留める金具)を使うと、走っている間も倒れにくくなります。

ママチャリのように前輪を外せない自転車は、後席を倒して寝かせるか、斜めに入れることになります。

ここで気を付けたいのは、室内の長さ・幅・高さはルノー公式の諸元に載っていないことです。自転車のサイズによって入り方が変わるので、実車で一度試してみるのが確かです。

自転車を積む前に確かめること
  • 前輪を外すか、外さずに積むかを決める
  • ハンドルの幅が、荷室の幅に収まるかを測る
  • サドルの高さを下げると入る場合があるか試す
  • 床に傷が付かないよう、マットや板を敷く

サーフィンのロングボードは中に入る?

サーフィンをする方が一番気にするのが、ロングボードですよね。

ロングボードは9フィート(約274cm)前後の長さが多く、車内に入れるには後席を倒して、助手席側まで使う形になります。

例えば販売店では、こんなふうに聞いてみてください。

「ロングボードを車内に積みたいので、後席を倒した状態で長さを測ってもいいですか?」
「どうぞ。助手席を一番前に出すと、斜めならもう少し取れますよ」

車内に入らない、または人が乗る席を潰したくない場合は、ルーフキャリアに載せるのが一般的です。

積み方向いているボード気を付けること
車内(後席を倒す)ショートボード、ファンボード濡れたボードやウエットスーツの水対策
車内(助手席まで使う)長めのボード乗れる人数が減る
ルーフキャリアロングボード屋根の分だけ背が高くなる。固定ベルトを点検

サーフィンの帰りは、濡れたウエットスーツと砂がやっかいです。防水の荷室トレイや、ふたの付いた大きめのバケツを用意しておくと、床を汚さずに済みます。

ルーフに載せる前に

カングーの全高は1,810mm(現行・ルノー公式)で、ルーフに物を載せるとさらに高くなります。高さ制限のある駐車場や洗車機は事前に確かめておきましょう。ルーフレールやキャリアの選び方はカングーのルーフレール・ルーフキャリア・リアラダーにまとめています。

釣りに使うならロッドホルダーは要る?

釣りに行く方は、ロッド(竿)の運び方で悩みますよね。

継いだままのロッドを何本も運ぶなら、ロッドホルダーがあると便利です。

ロッドホルダーは、車内の天井付近に竿を渡して置く物が多く、カングーの高い天井を活かせます。取り付け方は、アシストグリップを使う物、天井に専用の金具を付ける物など製品によって違います。

釣り仕様にする時のチェック
  • ロッドホルダーが現行(3代目)の車内に付けられるか確かめる
  • 竿先がフロントガラスや運転の視界にかからないか見る
  • 魚の匂いや海水が付く物は、ふた付きの箱にまとめる
  • 濡れた道具の置き場として、防水マットを敷いておく

『車内が生臭くなるのでは?』という心配もありますよね。

釣った魚はクーラーボックスに入れ、ふたをしっかり閉めておけば、匂いはかなり防げます。海水が付いた道具は、帰ってから真水で流しておくと金属部分の傷みも抑えられます。

アウトドア向けのカスタムで多いのは?

『せっかくならアウトドアっぽい見た目にしたい』という方も多いはずです。

カングーのアウトドアカスタムでよく見かけるのは、足元と屋根まわりと荷室の3か所です。

カスタムする場所よくある内容気を付けること
足元オールテレーンタイヤ、小さめのホイールタイヤサイズの適合と乗り心地の変化
屋根まわりルーフレール、キャリア、ルーフボックス全高が上がり駐車場を選ぶ
荷室床板、有孔ボード、防水トレイ重さが増える分、燃費に響く
車内ロッドホルダー、天井の収納ネット視界や頭上の余裕を確かめる

実は、ルノー自身もアウトドア寄りの限定車を出しています。

2026年に公式ページに載っている「カングー リミテ」は、黄色のジョン アグリュムに、TOYO OPEN COUNTRY A/T III と専用16インチホイールを組み合わせた仕様です。ガソリン10台・ディーゼル15台の計25台の限定で、価格は通常モデルと同じガソリン4,390,000円、ディーゼル4,490,000円です(2026年10月時点・ルノー公式)。

通常モデルのタイヤは205/55R17、リミテは205/60R16です。16インチにするとタイヤの厚みが増え、段差での当たりが柔らかくなる傾向があります。

限定車の専用装備の保証

リミテの専用タイヤ・ホイールの保証は、新車登録日から1年です(ルノー公式)。車両本体の新車保証(3年または6万kmの早い方)とは期間が違うので、覚えておきましょう。

見た目のカスタム全体の注意点はカングーのカスタムパーツ・ドレスアップに、限定車の詳しい内容はカングーの限定車・特別仕様車にまとめています。

アウトドアで走る時に気を付けたいことは?

ここが大事なところなんですが、現行の日本仕様のカングーは全車FF(前輪駆動)で、4WDはありません。

キャンプ場の砂利道や、海沿いの砂地に入る時は、無理をしないのが一番です。

場面気を付けること
砂浜・柔らかい砂地入らない。手前の固い場所に停める
ぬかるんだ未舗装路引き返す判断を早めにする
雪道のキャンプ場スタッドレスタイヤとチェーンを用意する
坂の多い山道荷物の重さで加速が鈍くなる分、余裕を持つ

雪の多い地域での走り方はカングーに四駆はある?で詳しく書いています。

駐車場の高さにも注意

カングーは全高1,810mmなので、高さ制限1,550mmの機械式立体駐車場には入りません。旅先の駐車場選びはカングーは立体駐車場に入る?を参考にしてみてください。

これからカングーを買う方は、アウトドア用の装備を付ける分も含めて予算を立てておくと安心です。値引きの交渉の順番はカングーの値引き相場と限界額にまとめています。

よくある質問

カングーにロードバイクは何台積めますか?

前輪を外して立てて固定すれば、車内に複数台を積んでいる例があります。台数は自転車のサイズと固定方法で変わるので、実車で試すのが確かです。

ロングボードは車内に入りますか?

後席を倒して助手席側まで使えば、入るかどうかを試せます。人が乗る席を残したい時はルーフキャリアに載せるのが一般的です。

ルーフレールは標準で付いていますか?

現行カングーのマルチルーフレール(クロスバー機能付)はオプションです(2026年10月時点・ルノー公式)。

カングーで砂浜に入れますか?

現行は全車FFで4WDの設定がないため、柔らかい砂地には入らない方が安心です。固い地面に停めて荷物を運びましょう。

キャンプ道具はどれくらい積めますか?

荷室容量は5名乗車時775L、後席を倒すと最大2,800Lです(現行・ルノー公式)。家族分の道具でも、積み方を工夫すれば収まることが多い広さです。

まとめ

この記事の要点
  • 荷室は5名乗車時775L・最大2,800Lで、箱形なので道具を並べやすい
  • 自転車は前輪を外して立てて固定すると倒れにくい
  • ロングボードは車内で試し、入らなければルーフキャリアに載せる
  • ルーフに載せると背が高くなるので、駐車場と洗車機に注意
  • 現行は全車FF。砂地や雪道は無理をせずタイヤで備える
カングー買いたいドットコム

カングー買いたいドットコム 編集部

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