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『カングーって商用車っぽいから、乗り心地は硬いのでは?』と気になっている方も多いはずです。家族を乗せるなら、なおさら揺れや音は気になりますよね。
結論から言うと、カングーの乗り心地は「ゆったりしていて疲れにくい」と言われることが多い車です。ただ、背の高い箱型なので、カーブでの揺れや荒れた路面の音は感じやすい場面があります。
この記事を読むと、乗り心地を左右する数字と、気になる時の対処が分かります。
カングーの乗り心地は悪い?よく聞く声を整理
ネットで「カングー 乗り心地 悪い」と出てくると、少し不安になりますよね。実際には、良いという声と気になるという声の両方があります。
- 段差を越えた時の当たりがやわらかい
- 長距離でも疲れにくい
- シートが大きく、体を受け止めてくれる
- カーブで車体が傾く感じがある
- 荒れた路面でタイヤの音が入ってくる
- 横風の強い日はふらつきを感じる
気になる声の多くは、背の高いボディと大きな荷室から来るものです。乗用車のセダンと同じ感覚で比べると、違いを感じやすいんです。
一方で、フランス車らしいしなやかな足まわりを好むファンも多い車です。どちらに感じるかは、試乗で同じ道を走ってみるのがいちばんです。
実は、同じカングーでも、タイヤの銘柄や空気圧、積んでいる荷物で印象はかなり変わります。中古車の場合は、前のオーナーが替えたタイヤが付いていることも多いので、試乗した1台の印象だけで決めつけないようにしておきましょう。
乗り心地に関わる数字を見てみる
乗り心地は数字だけでは決まりません。ただ、タイヤやホイールベースの違いは、揺れ方にはっきり出やすいところです。
現行カングー(2025年7月改良後)は17インチタイヤが標準です。7人乗りのグランカングーと限定車リミテは16インチで、タイヤの側面が厚いぶん、当たりがやわらかく感じやすい組み合わせです。
| 項目(ルノー公式諸元) | カングー | カングー リミテ | グランカングー |
|---|---|---|---|
| タイヤサイズ | 205/55R17 | 205/60R16 | 205/60R16 |
| ホイール | 7J×17アロイ | 6.0J×16(専用) | 6J×16スチール+フルキャップ |
| タイヤの種類 | 標準タイヤ | TOYO OPEN COUNTRY A/T III | オールシーズンタイヤ |
| ホイールベース | 2,715mm | 2,715mm | 3,100mm |
| 車両重量 | ガソリン1,570kg/ディーゼル1,660kg | 同左 | 1,700kg |
| 全高 | 1,810mm | 1,810mm | 1,860mm |
タイヤの「55」や「60」は、側面の厚みの割合です。数字が大きいほど側面が厚く、段差のショックをタイヤが吸ってくれやすいんです。
ホイールベースが長いと、前後の揺れが落ち着きやすいと言われます。グランカングーは3,100mmと、カングーより390mm長くなっています。
ボディ寸法の全体はカングーのサイズ一覧で確かめられます。

静かさはどう?ガソリンとディーゼルの音の違い
『ディーゼルってガラガラうるさいイメージがある』という方もいるはずです。現行のディーゼルは、昔のディーゼルに比べるとずっと静かになっています。
それでも、発進や加速の時は、ガソリンよりエンジンの音や振動を感じやすい傾向があります。逆に、高速で一定に走る時は回転が低く、気になりにくいんです。
| 項目(公式諸元) | ガソリン | ディーゼル |
|---|---|---|
| エンジン | 1.3L直4ターボ | 1.5L直4ディーゼルターボ |
| 最高出力 | 131ps/5,000rpm | 116ps/3,750rpm |
| 最大トルク | 240N・m/1,600rpm | 270N・m/1,750rpm |
| 音の傾向 | 加速の時も静かめ | 発進・加速で音を感じやすい |
| 価格(2026年10月時点) | 4,390,000円 | 4,490,000円 |
音の傾向の欄は、一般的によく言われる違いです。感じ方には個人差があるので、試乗では両方乗り比べてみてください。
どちらのエンジンにするか迷っている方は、ガソリンとディーゼルの比較で燃料代まで比べています。
ロードノイズはどこから入る?
ロードノイズは、タイヤが路面を転がる時の「ゴー」という音です。カングーは荷室と客室がつながった作りなので、後ろからの音が届きやすいんです。
荷室に何も積んでいない時ほど、音が響きやすいと感じることも。荷物を積むと静かになったという声もあります。
- タイヤを静かさ重視の銘柄に替える
- 空気圧を指定どおりに保つ
- 荷室にラゲッジマットを敷く
- 荷室の小物が転がらないよう固定する
タイヤの選び方と空気圧の確かめ方はカングーのタイヤサイズと交換で解説しています。
試乗で乗り心地を確かめるコツ
乗り心地は、短い試乗だと分かりにくいんです。お店の周りのきれいな道だけ走っても、気になる場面に出会えないことが多いからです。
- 段差やマンホールを越えた時の突き上げ
- 荒れた舗装の道でのロードノイズ
- 交差点を曲がる時の車体の傾き
- 後席に座った家族の感想
- ガソリンとディーゼルの音の違い
できれば家族にも後席に座ってもらいましょう。運転席では気にならなくても、後ろでは揺れ方が違うことがあります。
後席の乗り心地は?家族を乗せる時の注意
運転席より後席のほうが揺れを感じやすい、というのはカングーに限らずよくある話です。後ろのタイヤの真上に近い位置に座るからなんです。
『子どもが車酔いしやすくて心配』という方もいますよね。カングーは窓が大きく、後席からも外がよく見えるので、遠くを見ると楽になることも。
現行カングーには後席エアダクト付きの2ゾーンオートエアコンが標準です。後ろが暑い・寒いと感じる時は、送風を後ろへ回してみてください。前席の背面にはドリンクホルダー付きのテーブルもあります。
シートの座り心地は?
乗り心地は、足まわりだけでなくシートでも変わります。現行カングーのシートは、ファブリックとレザー調のコンビです。
後席は6:4分割で、3人がそれぞれ独立した座席になっています。真ん中の席も1人分の座面があるので、3人で座っても窮屈になりにくいと言われます。
『長距離だと腰が疲れそう』という方は、休憩ごとに座り直してみてください。クッションを1枚足すだけで、楽になることもあります。
後席の広さや座り心地はカングーの後部座席の広さでくわしく書いています。
例えば、こんな会話になることもあります。
「後ろ、揺れてない?」
「真ん中より窓側のほうが、外が見えて楽かも」
後席の座る位置を変えるだけで感じ方が変わることもあるので、家族で試してみてください。
走りはどう?カーブと高速の印象
カングーの走りは、スポーティというより「のんびり、でも力不足ではない」という印象です。131psのガソリンでも、240N・mのトルクが1,600rpmから出るので、街中の発進は軽やかです。
カーブでは、背が高いぶん車体の傾きを感じやすくなります。速度を落としてからハンドルを切ると、揺れがぐっと減りますよ。
- カーブの手前で、まっすぐのうちに速度を落とす
- ハンドルはゆっくり、一定の速さで切る
- カーブの出口が見えてからアクセルを踏む
- 高速の横風が強い日は速度を控えめにする
高速では、アダプティブクルーズコントロールとレーンキープの支援が標準で付いています。ペダルとハンドルの細かい操作が減るので、同乗者にとっても揺れの少ない運転になりやすいんです。
運転のしやすさ全般はカングーは運転しやすいかにまとめています。

2代目と3代目で乗り心地は違う?
中古で2代目を考えている方からは、『3代目のほうが乗り心地はいいの?』という声も聞きます。3代目はCMF-C/Dというプラットフォーム(車の土台)に変わり、乗用車に近い作りになったと言われます。
一方、2代目の素朴な乗り味が好きというファンも多いんです。どちらが合うかは好みが分かれるので、乗り比べてみるのがいちばんです。
世代ごとの違いはカングーの歴代モデル一覧で確かめられます。
乗り心地を変えるカスタムは慎重に
見た目を変えたくて、車高を下げたりホイールを大きくしたりする人もいます。ただ、こうしたカスタムは乗り心地が硬くなる方向に働くことが多いんです。
逆に、リミテのようなオールテレーンタイヤは、見た目が力強くなる一方でロードノイズが増えることも。見た目と乗り心地、どちらを優先するか決めてから選んでみてください。
カスタムの注意点はカングーのカスタムパーツでまとめています。
キャンプや車中泊で荷物を積むと乗り心地は変わる?
キャンプ道具を満載すると、空の時より揺れが落ち着いたと感じる人もいます。車が重くなるぶん、足まわりの動きがゆったりするんです。
ただ、屋根の上に重い物を載せるのは別の話です。重心が高くなるので、カーブでの傾きは大きくなります。
重い物は荷室の床の前寄りに置き、ルーフには軽くてかさばる物を載せましょう。ルーフキャリアの耐荷重は、製品の説明書で確かめておくと安心です。
荷物の多い遊び方はカングーでキャンプ・釣り・サーフィンやカングーのキャンピングカー・車中泊仕様で紹介しています。これから買う方は、総額の目安をカングーの値引き相場で先に見ておくと安心です。
よくある質問
カングーの乗り心地は硬いですか?
硬いというより、ゆったりしていると感じる人が多い車です。ただ、背が高いのでカーブでは傾きを感じやすく、感じ方には個人差があります。
ガソリンとディーゼルで乗り心地は違いますか?
足まわりよりも、エンジンの音や振動の感じ方に違いが出やすいです。ディーゼルは車両重量が90kg重いので、試乗で乗り比べると違いが分かりやすいですよ。
16インチにすると乗り心地は良くなりますか?
タイヤの側面が厚くなるので、段差の当たりがやわらかく感じやすくなります。ただし、ホイールとタイヤの適合は販売店やタイヤ店で確かめてから替えましょう。
ロードノイズがうるさい時はどうすればいいですか?
静かさ重視のタイヤに替える、空気圧を指定どおりに保つ、荷室にマットを敷くといった工夫で和らぐことがあります。
グランカングーのほうが乗り心地はいいですか?
ホイールベースが3,100mmと長く、タイヤも16インチなので、前後の揺れは落ち着きやすいと考えられます。ただ、感じ方には個人差があるので、試乗で確かめるのがおすすめです。
子どもが車酔いしやすいのですが大丈夫ですか?
窓が大きく外がよく見えるので、遠くの景色を見るよう声をかけると楽になることがあります。カーブの手前で速度を落とす運転も、酔いにくさにつながります。
まとめ
- カングーの乗り心地は「ゆったり」と感じる声が多い
- 気になる声は、カーブの傾きとロードノイズに集まりやすい
- 現行は205/55R17、グランカングーとリミテは205/60R16
- ディーゼルは発進・加速で音を感じやすく、高速では気になりにくい
- タイヤ選びと空気圧、運転のコツで揺れと音は減らせる





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