カングーを買って後悔する人の共通点|欠点と壊れやすさの実際

立体駐車場の高さ制限バーの前に止まった黄色いカングー

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カングーを検討していると、『やめとけ』『壊れやすい』という言葉が目に入って、不安になりますよね。

結論から言うと、後悔する人の多くは、車そのものより「自分の使い方と合うか」を確かめずに買っています。駐車場の高さ、ハイオクの燃料代、保証が切れた後の修理費の3つを先に確かめれば、後悔はかなり減らせます。

この記事では、後悔のパターンを数字で確かめ、買う前のチェック手順まで見ていきます。

目次

カングーで後悔する人に多いパターンは?

まず、後悔の声を5つのパターンに分けてみます。

どれも「知っていれば避けられた」ものが中心です。

後悔のパターン原因になる数字・仕様(現行3代目・ルノー公式)
駐車場に入らない全高1,810mm、全幅1,860mm
燃料代が思ったより高いガソリン車はハイオク指定・WLTC15.0km/L
修理費が心配になった新車保証は3年または6万kmの早い方
運転したい車と違った全車7速EDC・FF(MTと4WDは無し)
グランカングーが大きすぎた全長4,910mm・最小回転半径6.2m

『見た目に惚れて買ったけど…』という声は、だいたいこのどれかに当てはまります。

逆に言えば、この5つが自分に当てはまらなければ、満足して乗っている人が多い車なんです。

先に結論
  • 後悔の原因は「車の欠点」より「使い方との相性」
  • 駐車場、燃料代、保証後の修理費を先に確かめる
  • グランカングーはサイズの確認がさらに大事
カングーで後悔しやすい5つのパターンの図解

サイズで後悔する人の共通点

一番多いのが、駐車場の後悔です。

カングーは全高1,810mm、全幅1,860mmの3ナンバー車です。高さ制限1,550mmの機械式立体駐車場には入りません。

項目カングー(5人乗り)グランカングー(7人乗り)
全長4,490mm4,910mm
全幅1,860mm1,860mm
全高1,810mm1,860mm
最小回転半径5.6m6.2m

例えばこんな場面です。

「自宅は平置きだから大丈夫」と思っていたのに、職場の駐車場が機械式だった。よく行くショッピングセンターの屋内駐車場で、高さが気になった。こうした後悔が多いんです。

買う前に確かめたい場所
  • 自宅の駐車場(幅と高さ)
  • 職場や学校の送迎で使う駐車場
  • よく行く商業施設や病院の駐車場
  • 実家や親せきの家の車庫

駐車場の目安は カングーは立体駐車場に入るか で詳しく見られます。

燃料代と燃費で後悔しないために

『輸入車だし、燃料代は気にしていなかった』という方もいます。

ただ、ガソリン車はハイオク指定です。レギュラーより単価が高いので、走る距離が多い人ほど差が出ます。

年間10,000km走った場合ガソリン車ディーゼル車
燃料ハイオク軽油
WLTC燃費(公式)15.0km/L19.6km/L
使う燃料の量(計算値)約667L約510L
車両価格(2026年10月時点)4,390,000円4,490,000円

燃料の単価は時期と地域で変わります。上の量に、お住まいの地域のハイオクと軽油の価格を掛けてみてください。

実際の燃費はカタログ値より下がることが多いので、少し余裕を見ておくと安心です。

ディーゼルは受注生産

ディーゼルは燃料代を抑えやすい一方、受注生産なので納車まで時間がかかることがあります。価格差は100,000円です。

どちらを選ぶかは ガソリンとディーゼルどっちがいいか で比べています。

「壊れやすい」「やめとけ」は本当?

ここが一番気になるところですよね。

結論から言うと、メーカーがカングーの故障率を公表しているわけではありません。「故障が多い」という声の多くは、長く売られた2代目の中古で、走行距離が伸びた個体の話です。

2代目は2009年から2023年まで日本で売られました。10年以上乗った車の修理ブログが多いのは、ある意味で自然なことなんです。

状態修理費の考え方
新車で保証期間中3年または6万kmの早い方まで「ルノー・ワランティ」の対象
保証が切れた後修理費は自己負担。延長保証「ルノー エクステンデッド ワランティ」で備える方法がある
中古(2代目)年式と走行距離、整備記録で大きく変わる

『じゃあ、保証が切れた後が怖い』と思うかもしれません。

その場合は、新車購入時か初回車検時に入れる延長保証を検討してみてください。内容は カングーの新車保証と延長保証 にまとめています。

中古で後悔しないために確かめること
  • 整備記録が残っているか
  • 消耗部品の交換歴(距離が伸びた個体ほど大事)
  • 保証の付く販売店かどうか
  • 修理を頼める工場が近くにあるか

部位ごとの修理費の目安は カングーの故障しやすい箇所と修理費 で見られます。

運転と装備で後悔する人の共通点

カングーの現行モデルは、全車7速EDC(デュアルクラッチ)とFFです。

MTに乗りたい人や、雪国で四駆がほしい人は、ここで「思っていたのと違う」となりやすいんです。

合う人
  • ATで楽に運転したい
  • 雪道は冬タイヤで走れる地域に住んでいる
  • スマホのナビで十分
後悔しやすい人
  • MTで運転を楽しみたい
  • 深い雪の坂道を毎日走る
  • 純正ナビが標準で付いていてほしい

純正ナビは標準設定がありません。8インチの「EASY LINK」で、Apple CarPlayやAndroid Autoを使ってスマホのナビを映す形です。

例えば、購入前の相談でこんなやりとりがあります。

「ナビは付いてないんですか?」
「スマホをつなぐとナビが画面に出ます。普段スマホのナビを使っているなら困らないと思いますよ」

MTに乗りたい方は、2代目の中古が候補になります。詳しくは カングーにマニュアル車はあるか で紹介しています。

グランカングーで後悔しやすい点

7人乗りのグランカングーは、2026年2月5日に特別仕様車として日本に入ってきたモデルです。

カングーより全長が420mm長く、最小回転半径は6.2mになります。

項目カングーグランカングー クルール
乗車定員5名7名
全長4,490mm4,910mm
最小回転半径5.6m6.2m
パワートレインガソリン/ディーゼルガソリンのみ
WLTC燃費15.0km/L(ガソリン)14.7km/L
価格(2026年10月時点)4,390,000円から4,820,000円

『グランカングーは壊れやすい?』という声もありますが、まだ新しいモデルなので、故障の傾向を語れるほどの情報はありません。

後悔しやすいのは、むしろ大きさのほうです。狭い道でのすれ違いや、駐車場の奥行きは、試乗で確かめておきましょう。

カングーとグランカングーのサイズと小回りの違いの図解

どちらを選ぶかは カングーとグランカングーどっちを選ぶか で比べています。

新車と中古、後悔しやすいのはどっち?

『新車は高いし、中古でいいかな』と考える方も多いはずです。

ただ、新車と中古では後悔のしかたが違います。どちらが良い悪いではなく、何に気を付けるかが変わるんです。

項目新車(3代目・2025年7月改良後)中古(2代目が中心)
価格ガソリン4,390,000円、ディーゼル4,490,000円(2026年10月時点)年式と走行距離で大きく変わる
変速機全車7速EDC5MT・6MT・EDCなどから選べる
保証3年または6万kmの早い方販売店や認定中古車で異なる
運転支援ACCや自動ブレーキなどを全車標準年式で装備が少ない
後悔しやすい点総額の高さ、駐車場修理費、部品の交換歴

新車で後悔するのは「総額が思ったより高かった」というケースが多めです。価格にはオプションや登録諸費用が入っていないので、見積もりで総額を確かめておきましょう。

中古で後悔するのは「買ってすぐ修理が続いた」というケースです。年数の経った車ほど、交換が必要な部品が増えていきます。

例えばこんな相談がよくあります。

「中古なら半額くらいで買えるかな?」
「買える個体はありますが、修理代を別に取っておくと安心ですよ」

中古は本体価格だけで比べない

中古は本体価格が安くても、購入後の修理で差が縮まることがあります。整備記録と保証の有無まで含めて比べてみてください。

中古の選び方は カングーの中古車の選び方 で、2代目の特徴は カングー2代目の中古は買いか で見られます。

後悔しないために買う前にやること

ここまでのパターンを、買う前の手順にまとめます。

一つずつ確かめるだけで、「やめとけばよかった」はかなり防げます。

購入前のチェック手順
  1. 普段使う駐車場の高さと幅を測る(全高1,810mm、全幅1,860mmが入るか)
  2. 年間の走行距離から、ハイオクと軽油の燃料代を計算する
  3. 試乗でEDCの動きと、小回りを確かめる
  4. 保証が切れた後の修理に、延長保証で備えるか決める
  5. 見積もりで総額を確かめ、値引きの交渉をする

総額と交渉の進め方は カングーの値引き相場と交渉の順番 で見られます。

カングーを好きで乗っている人の声は カングーの口コミ・評判まとめ に、フランス生まれの車としての背景は カングーはどこの国の車か にまとめています。オーナーが集まるイベントが気になる方は カングー ジャンボリーとは もどうぞ。

よくある質問

カングーの一番の欠点は何ですか?

よく挙がるのは、全高1,810mmで機械式立体駐車場に入らないことです。次に、ガソリン車がハイオク指定であること、四駆とMTが無いことが挙がります。

カングーは壊れやすいですか?

故障率の公式データはありません。故障の声の多くは、2代目の中古で走行距離が伸びた個体の話です。新車は3年または6万kmの早い方まで保証があります。

「カングーはやめとけ」と言われるのはなぜですか?

サイズや燃料代、保証後の修理費を確かめずに買って後悔した声が広まっているからです。使い方と合っていれば満足している人も多い車です。

グランカングーは壊れやすいですか?

日本導入が2026年2月と新しく、故障の傾向を判断できる情報はまだ少ないです。後悔の声で気にしたいのは、全長4,910mmと最小回転半径6.2mのサイズのほうです。

後悔しないために一番やるべきことは?

普段使う駐車場の高さと幅を測ることです。次に、年間の走行距離から燃料代を計算しておくと安心です。

カングーにMTやハイブリッドはありますか?

現行の日本向けカングーは全車7速EDCで、MTやハイブリッド、EVの設定はありません。MTに乗りたい場合は2代目の中古が候補になります。

まとめ

この記事の要点
  • カングーで後悔する原因は、車の欠点より使い方との相性
  • 全高1,810mm・全幅1,860mmで、機械式立体駐車場に入らない
  • ガソリン車はハイオク指定、ディーゼルは軽油でWLTC19.6km/L
  • 「壊れやすい」の声は2代目の中古が中心で、故障率の公式データは無い
  • グランカングーは全長4,910mm・最小回転半径6.2mのサイズを試乗で確かめる
カングー買いたいドットコム

カングー買いたいドットコム 編集部

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