カングーの寿命は何年?10万km・30万km乗れるかを解説

整備工場の前に止まるカングーのイメージ

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カングーのメーターが10万kmに近づいてきて、『この先あと何年乗れるんだろう』と考え始めた方も多いはずです。これから中古で買う方にとっても、気になるところですよね。

結論から言うと、カングーに「何年・何万kmで寿命」という決まった数字はありません。整備をきちんと続ければ10万kmは通過点で、30万kmを超えて走っている個体もあると言われます。

この記事を読むと、長く乗るための整備の目安と、乗り続けるか売るかを決める時の考え方が分かります。

目次

カングーは何年・何万km乗れる?まず結論から

車の寿命は、エンジンが動かなくなる時ではありません。多くの場合、「直すお金が、車の価値や乗り換えの費用を上回った時」が実際の寿命なんです。

先に結論

カングーの寿命を決めるのは、年数や距離そのものより整備の履歴です。オイル交換と消耗品の交換を続けてきた個体は、10万kmを超えても元気に走ることが多いです。

ルノーの公式の保証期間を見ると、メーカーがどこまでを無償で見るかが分かります。

項目(ルノー公式)内容
新車保証(ルノー・ワランティ)新車登録日から3年間または走行距離6万kmの早い方
ボディー錆穴保証6年
延長保証ルノー エクステンデッド ワランティ(新車購入時/初回車検時に加入)
メンテナンスプログラムルノー・サービスプラン

保証が切れたら壊れる、という意味ではありません。ただ、保証が切れた後の修理は自分の負担になるので、そこから先の整備費の考え方が大事になります。

保証の中身はカングーの新車保証と延長保証でくわしく書いています。

延長保証を考えるタイミング

延長保証のルノー エクステンデッド ワランティは、新車購入時か初回車検時に加入する仕組みです。長く乗るつもりの方は、初回車検の前に販売店で内容と費用を聞いておくと、迷わずに済みます。

10万kmを超えたカングーはどうなる?

『10万kmを超えたらもう寿命でしょ』と思いますよね。ただ、それは昔の国産車のイメージで、今の車は10万kmで急に壊れるわけではありません。

10万km前後は、消耗品の交換が重なりやすい時期なんです。ここでまとめてお金がかかるので、「寿命が来た」と感じる人が多いということです。

走行距離の目安起きやすいこと
〜6万km新車保証の範囲。オイル・フィルター・ワイパーなど日常の消耗品が中心
6万〜10万kmタイヤ、ブレーキまわり、バッテリーなどの交換が出てくる
10万〜15万km足まわりのゴム部品やセンサー類など、交換が重なりやすい
15万km〜部品ごとに「直して乗るか」を判断する場面が増える

表は一般的な目安で、使い方や年式で前後します。どの部品がいくらかかるかは、時期と整備工場で変わるので、見積もりを取って比べてみてください。

修理費の目安はカングーの修理費の目安、故障しやすい箇所はカングーの故障しやすい箇所にまとめています。

カングーの走行距離ごとに起きやすいことを示した図解

30万km乗るには?耐久性を保つ整備のコツ

カングーは、もともとヨーロッパで郵便や配送の仕事にも使われてきた車です。毎日たくさん走る使い方を前提に作られている、と言われることも多いんです。

ただ、30万kmまで走れるかどうかは、車より持ち主の手入れで決まります。

長く乗るための整備チェック
  • エンジンオイルとオイルフィルターを時期どおりに替える
  • タイヤの溝と空気圧を月に1回は見る
  • 冷却水やブレーキフルードの交換時期を記録しておく
  • 警告灯が点いたら早めに点検に出す
  • ディーゼルはAdBlueの補充を切らさない
  • 整備記録簿を捨てずに残しておく

中でもオイル交換は、エンジンを長持ちさせる基本中の基本です。交換の時期と量はカングーのオイル交換の時期と量で確かめておきましょう。

タイヤも走りと安全に直結します。サイズと交換の目安はカングーのタイヤサイズと交換費用で解説しています。

よくある失敗

「まだ走るから」と警告灯を放っておき、小さな不具合が大きな修理につながってしまう。点いた警告灯の意味は、その日のうちに取扱説明書で確かめておきましょう。

7速EDCは長持ちする?

現行カングーは全車7速EDC(デュアルクラッチ)です。『デュアルクラッチって壊れやすいって聞くけど』という不安の声もありますよね。

渋滞の多い道で半クラッチのような動きを繰り返すと、負担がかかりやすいと言われます。こまめな点検で、変速のショックや異音など小さな変化に早めに気づくことが大切です。

中古で買うなら2代目と3代目どちらが長く乗れる?

これから中古のカングーを買う方は、『古い2代目と新しい3代目、どちらが長く乗れるの?』と迷いますよね。結論から言うと、残りの年数で考えるなら3代目、価格を抑えたいなら2代目という選び方になります。

世代型式(日本)日本販売期間長く乗る時のポイント
2代目ABA-KWK4M(1.6L)/ABA-KWH5F(1.2Lターボ)2009年〜2023年年数が経った個体が多く、整備記録の有無が大事
3代目(現行)3BA-KFKH5H(ガソリン)/3DA-KFKK9K(ディーゼル)2023年3月〜年式が新しく、延長保証に入れるかも確かめたい

2代目は年式によって、税金が上がる年数をすでに過ぎている個体もあります。買ってから何年乗れるかを、年式から逆算しておきましょう。

2代目の選び方はカングー2代目の中古は買いかでくわしく比べています。

ディーゼルを選ぶ方は、AdBlue(尿素水)の扱いにも慣れておきましょう。補充を切らすと警告が出るので、残量の表示をときどき見ておくと安心です。くわしくはカングーのディーゼルとAdBlueで解説しています。

走行距離の見方は?メーターと車検証で確かめる

「カングー 走行距離 見方」と気にする方は、中古車を選ぶ時に迷っていることが多いはずです。走行距離は、次の場所で確かめられます。

走行距離を確かめる順番
  1. メーターのオドメーター(総走行距離)の数字を見る
  2. 車検証や整備記録簿に書かれた過去の距離と比べる
  3. 年数のわりに距離が少なすぎないかを見る
  4. 気になる時は販売店に走行距離の記録を出してもらう

現行カングーは10インチのデジタルメーターなので、表示の切り替えで総走行距離とトリップ(区間)距離が分かれています。切り替え方は年式で違うので、取扱説明書を見てみてください。

中古車の場合、「年1万km」がよく使われる目安です。例えば5年落ちで5万km前後なら、ふつうの使われ方と考えられます。

少なすぎる距離も注意

年数のわりに距離が極端に少ない車は、長く動かしていなかった可能性もあります。ゴム部品やバッテリーが傷んでいることもあるので、整備記録とあわせて見ておきましょう。

距離と一緒に見ておきたいこと

中古車選びでは、距離の数字だけで良し悪しを決めないことが大事です。同じ5万kmでも、高速道路が中心の車と、近所の買い物で短い距離を繰り返した車では、傷み方が違うんです。

距離と一緒に確かめること
  • 整備記録簿に、オイル交換の記録が定期的にあるか
  • 車検のたびに交換した部品が書かれているか
  • 警告灯が点いたままになっていないか
  • 試乗で変速のショックや異音がないか

何年目に乗り換えを考える?税金と車検の変わり目

カングーの自動車税は、ガソリン(1.333L)もディーゼル(1.460L)も「1.0L超1.5L以下」の区分で、年30,500円です(2019年10月以降に新規登録した自家用乗用車)。

ただ、日本では新車登録から一定の年数が過ぎると、自動車税と重量税が上がる仕組みがあります。ガソリン車は13年、ディーゼル車は11年が目安です。

判断の時期考えること
3年・6万km新車保証が切れる。延長保証に入るか決める
5年・7年の車検消耗品の交換が重なり、車検費用が上がりやすい
ディーゼル11年/ガソリン13年税金が上がる。乗り続けるか考え直すタイミング
10万km前後大きめの整備の見積もりと、売った時の金額を比べる

税の具体的な上がり幅は、登録の時期や制度の見直しで変わります。お住まいの都道府県の案内で確かめるのが確実です。

税金と維持費の全体はカングーの維持費は年間いくらとカングーの自動車税と重量税で、内訳まで出しています。

カングーの乗り換えを考えるタイミングを示した図解

乗り続けるか売るか、どう決める?

『まだ走るのに手放すのはもったいない』という気持ち、よく分かります。ただ、車は年数と距離が増えるほど、売る時の値段は下がっていきます。

結論から言うと、大きな修理の見積もりが出た時が、いちばん判断しやすいタイミングです。

乗り続けたほうがいい場合
  • 整備記録がそろっていて、大きな不具合がない
  • 修理の見積もりが、乗り換えの費用より小さい
  • 車中泊やキャンプなど、今の使い方に合っている
売却を考えたほうがいい場合
  • 大きな修理が続けて必要になっている
  • 税金が上がる年数が近づいている
  • 家族構成が変わり、サイズが合わなくなった

例えば、こんな場面です。

「車検の見積もりで、足まわりとブレーキで思ったより高い金額が出た」
「でも、まだ気に入っているし、手放すのは寂しい」

こういう時は、見積もりの金額と、今売った時の金額を紙に書いて並べてみてください。修理して乗る年数で割ると、1年あたりの負担も見えてきます。

「今いくらで売れるか」は、1社だけに聞くと高いのか安いのか分かりにくいものです。数字が並ぶと、気持ちだけで決めずに済みます。

カングー買いたいドットコム

カングーの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、カングーの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

売る時の相場の考え方はカングーの買取相場、高く売るコツはカングーを高く売るにはにまとめています。新しいカングーに乗り換える方は、カングーの値引き相場と交渉の順番も先に読んでおくと安心です。

よくある質問

カングーは何年乗れますか?

決まった年数はありません。オイル交換や消耗品の交換を続けていれば、10年以上・10万km以上乗っている方も多い車です。

カングーで30万kmは走れますか?

30万kmを超えて走っている個体もあると言われます。ただ、そこまで乗るには、消耗品の交換と大きめの整備を続ける必要があります。

中古のカングーは何万kmまでなら買っていいですか?

距離だけで決めず、整備記録の有無で判断するのがおすすめです。10万kmを超えていても、記録がそろっていれば候補になります。

新車保証は何年ですか?

ルノー・ワランティは、新車登録日から3年間または走行距離6万kmの早い方です。ボディーの錆穴は6年保証です。

10万kmを超えると売れなくなりますか?

値段は下がりやすくなりますが、売れなくなるわけではありません。複数の買取店に見てもらうと、値段の差が分かります。

走行距離はどこで確かめられますか?

メーターのオドメーター(総走行距離)で確かめられます。中古車なら、車検証や整備記録簿に書かれた過去の距離と比べておくと安心です。

まとめ

この記事の要点
  • カングーの寿命は年数や距離より、整備の履歴で決まる
  • 新車保証は3年または6万kmの早い方、錆穴は6年(ルノー公式)
  • 10万km前後は消耗品の交換が重なりやすい時期
  • ガソリン13年・ディーゼル11年が税金の変わり目の目安
  • 大きな修理の見積もりが出たら、売った時の金額と比べて決める
カングー買いたいドットコム

カングー買いたいドットコム 編集部

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