カングーとベルランゴ・リフター・ドブロを比較|輸入MPV4台の価格とサイズ

色の違う4台の輸入MPVが並んだ駐車場

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カングーが気になっているけれど、『ベルランゴやリフターも似ているし、どれがいいの?』と迷っていませんか。

並べてみると形も使い方もよく似ていて、違いが分かりにくいですよね。

結論から言うと、ベルランゴ・リフター・ドブロの3台は同じグループの兄弟車で、カングーだけが別のメーカー(ルノー)の車です。観音開きのバックドアが全車標準なこと、5人乗りと7人乗りのグランカングーを選べることが、カングーを選ぶ大きな理由になります。

この記事では、4台の関係と、カングーの数字を軸にした比べ方を見ていきます。

目次

カングーのライバル車は?輸入MPV4台の関係

まずは4台の「家系図」を押さえておきましょう。

車名ブランドメーカーのグループ主な兄弟車
カングールノー(フランス)ルノーメルセデス・ベンツ Tクラス、日産 タウンスター(欧州)
ベルランゴシトロエン(フランス)ステランティスリフター、ドブロ
リフタープジョー(フランス)ステランティスベルランゴ、ドブロ
ドブロフィアット(イタリア)ステランティスベルランゴ、リフター

ベルランゴ・リフター・ドブロの3台は、同じステランティスのグループで作られている兄弟車です。顔つきや内装の仕立ては違いますが、骨格は共通しています。

カングーはそこに対抗する、ルノーの独自設計の車です。3代目カングーはメルセデス・ベンツ Tクラスの元になった車でもあります。兄弟車の話はカングーの兄弟車|Tクラスとタウンスターとの関係で詳しく見られます。

先に結論
  • ベルランゴ・リフター・ドブロは同じグループの兄弟車
  • カングーだけがルノーの独自設計
  • カングーは全車が観音開きのダブルバックドア
  • 7人乗りはグランカングー(特別仕様車・ガソリンのみ)
カングーとステランティス3兄弟の関係を示した図解

「シトロエン カングー」は無い?名前の混同に注意

『シトロエンのカングーの中古を探してる』という方もいるはずです。

実は、カングーはルノーの車で、シトロエンからは出ていません。シトロエンで似た車を探しているなら、それはベルランゴのことが多いんです。

中古を探す時の車名

中古車の検索で「シトロエン」と「カングー」を一緒に入れると、うまく絞れないことがあります。ルノー カングーか、シトロエン ベルランゴか、メーカーと車名を分けて探してみてください。

ちなみに、カングーの中古を世代で探したい時は、型式の頭2文字(KC・KW・KF)で見分けられます。年式との関係はカングーの歴代モデル一覧で見てみてください。

形がよく似ているので、店頭でも取り違えられることがあります。買う前に車検証の車名とメーカーを確かめておくと安心ですね。

カングーの価格・サイズ・燃費はどれくらい?

比べる時の「ものさし」になる、カングーの数字を先に出しておきます。2026年10月時点のルノー公式の値です。

項目カングー(5人乗り)グランカングー(7人乗り)
価格(税込)ガソリン4,390,000円/ディーゼル4,490,000円クルール4,820,000円
全長4,490mm4,910mm
全幅1,860mm1,860mm
全高1,810mm1,860mm
最小回転半径5.6m6.2m
WLTC燃費ガソリン15.0km/L/ディーゼル19.6km/L14.7km/L
燃料ハイオク/軽油ハイオク
変速機・駆動7速EDC・FF7速EDC・FF
荷室容量5名乗車時775L、最大2,800L最大3,050L(2人乗り時)

ディーゼルは公式で「輸入車ミニバンNo.1の低燃費」(JATO調べ・2025年7月現在)とされています。

ベルランゴ・リフター・ドブロの価格や寸法は、年式や仕様の改定で変わるため、この記事では数字を載せていません。最新の値は各メーカーの公式サイトで、同じ項目を並べて確かめてみてください。

ライバル車と並べる時に揃える項目
  • 税込の車両価格(有料色・オプション込みで比べる)
  • 全長・全幅・全高と最小回転半径
  • 燃料の種類(ハイオク・レギュラー・軽油)とWLTC燃費
  • 乗車定員と3列目の有無
  • 新車保証の年数と距離

4台で違うところは?使い勝手で比べる

数字の次は、毎日の使い勝手です。

『見た目以外にどこが違うの?』と思いますよね。大きく違うのは、バックドアの形、7人乗りの選び方、パワートレインの3つです。

バックドアの形

カングーは日本仕様の全車が観音開きのダブルバックドアです。左右に開くので、後ろが狭い駐車場でも片側だけ開けて荷物を出せます。

ライバル車は、仕様によってバックドアの形が違います。観音開きにこだわる方は、カタログで「どの形か」を先に見ておきましょう。使い勝手はカングーの観音開きダブルバックドアの使い勝手で詳しく見られます。

7人乗りの選び方

カングーで7人乗りが欲しい時は、グランカングーを選びます。カングーより全長が420mm長く、3列目まで独立したシートです。

ただ、グランカングーは特別仕様車としての導入で、ガソリンのみです。在庫や導入の時期は限られるので、早めにディーラーに聞いておくのがおすすめです。

パワートレイン

カングーは1.3Lガソリンターボ(131ps)と1.5Lディーゼル(116ps)の2つから選べます。ディーゼルは受注生産です。

『ガソリンとディーゼル、どっちがいいの?』と迷いますよね。価格差は100,000円で、ディーゼルは燃費が良く、トルクも270N・mと太めです。

年に走る距離が長い方ほど、ディーゼルの燃料代の差が効いてきます。決め方はカングーはガソリンとディーゼルどっち?で詳しく見られます。

ライバル車も燃料の種類が仕様で違うので、燃費だけでなく「何を入れる車か」まで揃えて比べてみてください。

比べる点カングーの場合ライバル車で確かめること
バックドア全車観音開きどの形か、開く角度
7人乗りグランカングー(ガソリン)ロング版の有無と燃料
燃料ハイオク/軽油ガソリン車の指定燃料
変速機7速EDCATの段数と方式
運転支援ACC(ストップ&ゴー付)など標準標準かオプションか

保証と整備のしやすさ

意外と見落としやすいのが、買った後のことです。

カングーの新車保証は、新車登録日から3年間または6万kmの早い方です(公式)。延長保証のルノー エクステンデッド ワランティや、メンテナンスのルノー・サービスプランも用意されています。

『輸入車って、壊れた時にどこへ持っていけばいいの?』という不安もありますよね。

ここは4台とも、近くに正規ディーラーがあるかで安心感が大きく変わります。カングーなら全国のルノー正規ディーラー、ライバル車ならそれぞれのブランドの販売店です。自宅や職場から通える距離にあるか、地図で一度見てみてください。

保証・アフターカングー(公式)
新車保証3年または6万kmの早い方
ボディーの錆穴6年保証
ロードサービスルノー・アシスタンスサービス(保証期間中・24時間365日)
延長保証ルノー エクステンデッド ワランティ

ライバル車の保証の年数や距離は、メーカーで違います。見積もりの時に、同じ項目を聞いて並べておきましょう。保証の中身はカングーの新車保証は3年6万kmで詳しく見られます。

輸入MPV4台を比べる時のチェック項目の図解

カングーを選ぶ理由・ライバルを選ぶ理由

ここが大事なところです。どの車にも「この人に合う」があります。

カングーが合う人
  • 観音開きのバックドアが欲しい
  • 燃費の良いディーゼルを選びたい
  • 5人乗りと7人乗りから選びたい
  • 全国のルノー正規ディーラーで整備したい
ライバル車も見たほうがいい人
  • 顔つきや内装の雰囲気を重視したい
  • 7人乗りを確実に、早く手に入れたい
  • 特定のブランドのデザインが好き
  • 近くに通えるディーラーが他ブランドしかない

例えば、試乗の時にこんな聞き方をしてみると違いが見えてきます。

「このバックドア、駐車場で後ろに何cmあれば開きますか?」<br>「片側だけなら少しの隙間でも開けられますよ」

試乗は、できれば同じ週のうちに続けて回るのがおすすめです。間が空くと、乗り心地や座った感じの記憶があいまいになりやすいからです。

『結局、決め手は何?』と迷ったら、自宅の駐車場と、一番多い使い方(買い物・キャンプ・送り迎え)で比べるのが早いです。

見積もりはどう比べる?値引きの考え方

4台を比べるなら、見積もりも同じ条件で並べてみましょう。

見積もりを比べる流れ
  1. 色・オプション・ナビやETCの有無を4台で揃える
  2. 車両価格と諸費用を分けて書いてもらう
  3. 下取り車があるなら、下取り額を別の行にしてもらう
  4. 値引き額だけでなく、乗り出しの総額で比べる
  5. 保証の延長やメンテナンスパックの有無も揃える
よくある失敗

値引き額の大きさだけで決めてしまい、諸費用やオプションの差で総額が逆転していた、ということがあります。比べるのは最後に払う総額です。

カングーの値引きの進め方は、カングーの値引き相場と限界額でルノー正規ディーラーでの交渉の順番として詳しくまとめています。

カングー買いたいドットコム

カングーの値段、先に相場を見ておく

カングーの見積もりを取って、ライバル車と同じ条件で総額を比べてみる

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※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

国産車とも比べたい方へ

『輸入車だけでなく、国産のミニバンとも比べたい』という方も多いはずです。

コンパクトなサイズで比べるならシエンタ・フリード、3列シートの広さで比べるならヴォクシー・セレナが候補になります。

よくある質問

カングーとベルランゴの一番の違いは何ですか?

メーカーが違い、カングーはルノー、ベルランゴはシトロエン(ステランティス)です。カングーは日本仕様の全車が観音開きのバックドアで、ディーゼルとガソリンを選べます。

リフターとベルランゴは同じ車ですか?

同じグループの兄弟車で、骨格は共通です。ブランドが違うので、顔つきや内装の仕立てが違います。

フィアットのドブロもカングーと似ていますか?

ドブロもベルランゴ・リフターと同じグループの兄弟車で、形や使い方はカングーとよく似ています。価格や仕様は公式サイトで最新の値を確かめてみてください。

カングーで7人乗りはありますか?

グランカングーが7人乗りです。2026年10月時点では特別仕様車のグランカングー クルール(4,820,000円・ガソリン)が公式に載っています。

シトロエンのカングーはありますか?

カングーはルノーの車で、シトロエンからは出ていません。シトロエンの似た車はベルランゴです。

4台の中で燃費が良いのはどれですか?

カングーのディーゼルはWLTC19.6km/Lで、公式では輸入車ミニバンの低燃費をうたっています。ライバル車の燃費は仕様で変わるので、各公式で同じWLTCの値を並べて比べてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • ベルランゴ・リフター・ドブロはステランティスの兄弟車、カングーはルノーの独自設計
  • カングーは2026年10月時点でガソリン4,390,000円、ディーゼル4,490,000円
  • 全車観音開きのバックドアと、19.6km/Lのディーゼルがカングーの強み
  • 7人乗りならグランカングー(4,820,000円・ガソリンのみ)
  • 見積もりは色・オプションを揃えて総額で比べる
カングー買いたいドットコム

カングー買いたいドットコム 編集部

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