当サイトの記事は編集部がメーカー公式情報などの公開情報をもとに独自に調査・執筆しています。記事内にはアフィリエイト広告を含む場合があります。
子どもが生まれて車を買い替えるタイミングで、『カングーにしたいけど、ヴォクシーやセレナのほうが無難かな…』と迷っていませんか。
周りのファミリーカーはミニバンばかりで、ちょっと不安になりますよね。
結論から言うと、家族4人までで荷物や遊び道具が多いならカングー、祖父母も乗せて3列目をよく使うならヴォクシー・セレナが合います。カングーでも7人乗りが欲しい場合は、グランカングーという選び方があるんです。
この記事では、ファミリーカーとして気になる点を、カングーの数字を軸に比べていきます。
カングーはミニバン?ヴォクシー・セレナとの立ち位置
『そもそもカングーってミニバンなの?』という疑問から見ておきましょう。
カングーは公式では「輸入車ミニバン」の燃費をうたう、背の高い5人乗りの車です。日本では小型MPVと呼ばれることもあります。ヴォクシー・セレナは、3列シートが基本の国産ミニバンです。
| 項目 | カングー | グランカングー | ヴォクシー・セレナ |
|---|---|---|---|
| 乗車定員 | 5名 | 7名 | 3列シート(定員はグレードで違う) |
| 3列目 | なし | あり(独立2席) | あり |
| 後ろの席のドア | 両側スライドドア | 両側スライドドア | 両側スライドドア |
| バックドア | 観音開き | 観音開き | 公式で確認 |
| 電動化 | 日本向けに無い | 日本向けに無い | ハイブリッド系の設定あり |
カングーとグランカングーの内容は、2026年10月時点のルノー公式の情報です。
一番の違いは、カングーが「5人で、荷物をたっぷり」の車で、ヴォクシー・セレナが「7〜8人で、みんなで移動」の車だということなんです。
- カングーは5人乗り、3列目は無い
- 7人乗りが欲しいならグランカングー(4,820,000円)
- 3列目を毎日使うならヴォクシー・セレナが便利
- 荷物と遊び道具が多い家族にはカングーの荷室が効く

サイズと価格はどれくらい違う?
ここでは、カングーとグランカングーの数字を並べておきます。
| 項目 | カングー | グランカングー |
|---|---|---|
| 価格(税込・2026年10月時点) | ガソリン4,390,000円/ディーゼル4,490,000円 | クルール4,820,000円 |
| 全長 | 4,490mm | 4,910mm |
| 全幅 | 1,860mm | 1,860mm |
| 全高 | 1,810mm | 1,860mm |
| 最小回転半径 | 5.6m | 6.2m |
| WLTC燃費 | 15.0km/L(ガソリン)/19.6km/L(ディーゼル) | 14.7km/L |
| 自動車税(年) | 30,500円 | 30,500円 |
ヴォクシー・セレナの価格・寸法・燃費は、グレードや年式で変わるので、各メーカーの公式で同じ項目を確かめてみてください。
カングーは全長が短めな一方で、全幅は1,860mmあります。『家の前の道が狭い』『駐車場の幅がぎりぎり』という方は、幅を先に測っておきましょう。
カングーの全高は1,810mm、グランカングーは1,860mmです。高さ制限1,550mmの機械式立体駐車場には入らないので、マンション住まいの方は先に確かめておきましょう。
子育てで大事なところはどう違う?
『実際に子どもを乗せる時、どっちが楽?』というところを見ていきます。
チャイルドシート
カングーはISOFIXが助手席と後席の左右に付いています。後ろの席は3座独立なので、チャイルドシートを付けた横にもう1人座れます。
グランカングーはISOFIXが最大5席(助手席・2列目左右・3列目左右)です。子どもが3人いる家庭でも付けやすいのがうれしいですよね。
スライドドア
カングーのスライドドアは手動です。ヴォクシー・セレナは電動スライドドアの設定が多く、子どもを抱っこしたまま開けたい時は電動のほうが楽です。
『手動って重くない?』と気になる方もいるはずです。
重さの感じ方は人によるので、試乗の時にお子さんを抱っこしたつもりで開け閉めしてみてください。詳しくはカングーのスライドドアは電動?で見られます。
- チャイルドシートを付ける席にISOFIXがあるか
- 子どもを抱っこしたままスライドドアを開け閉めできるか
- ベビーカーを畳まずに積めるか
- 後ろの席でおむつ替えや着替えができる広さか
- 運転席から後ろの子どもに手が届くか
例えば、販売店でこんなふうに頼んでみると確かめやすいです。
「うちのチャイルドシートを持ってきたので、付けてみてもいいですか?」<br>「もちろんです。ISOFIXの位置もご案内しますね」

3列目が必要になるのはいつ?
『いずれ3列目が要るかも』と考えて、最初から大きなミニバンを選ぶ方も多いはずです。
ただ、3列目を使うのが年に数回なら、その日だけレンタカーやもう1台で分ける、という考え方もあります。5人乗りのカングーで普段を快適にするか、3列で「もしも」に備えるか。ここで家族の考えを話し合っておくと、買った後に迷いにくくなります。
グランカングーなら、カングーの雰囲気のまま3列目を持てます。2列目・3列目とも独立したシートで、前後のスライドや取り外しもできる作りです(公式)。ただ、特別仕様車としての導入でガソリンのみなので、在庫の有無は早めにディーラーに聞いておきましょう。
荷物はどっちがたくさん積める?
カングーが一番強いのは、ここなんです。
カングーの荷室は5名乗車のままで775L、最大2,800L(公式)です。グランカングーは2人乗りにした時に最大3,050Lになります。
- 5人乗ったままで775Lの荷室
- 観音開きで後ろが狭くても積める
- ベビーカーと買い物袋を一緒に積みやすい
- キャンプ道具や自転車も積みやすい
- 3列目まで人を乗せたい日が多い
- 電動スライドドアが欲しい
- 雨の日に跳ね上げたドアを屋根にしたい
- 幅の狭い駐車場に停めることが多い
3列ミニバンは、3列目を使うと荷室が狭くなりやすい作りです。『普段は4人、たまに祖父母』という家庭なら、5人乗りのカングーで足りることも多いはずです。
安全装備と長距離の疲れにくさ
家族を乗せるなら、安全装備も気になりますよね。
カングーはアダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー付)、アクティブエマージェンシーブレーキ(歩行者・自転車検知)、ブラインドスポットインターベンションなどが全車標準です。
| 主な安全・運転支援装備(カングー全車標準・公式) |
|---|
| アダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー付) |
| アクティブエマージェンシーブレーキ(歩行者・自転車検知) |
| エマージェンシーレーンキープアシスト |
| ブラインドスポットインターベンション |
| イージーパーキングアシスト |
| パーキングセンサー(前・サイド・後)、リアカメラ |
『輸入車って、自動ブレーキなどはオプションじゃないの?』と思う方もいますよね。カングーの場合、上の装備はすべて全車標準です。グレードが1つなので、選び間違えて付いていなかった、ということも起きにくいんです。
ヴォクシー・セレナにも充実した運転支援がありますが、標準かオプションかはグレードで違います。比べる時は、同じ装備が付いた状態の価格で並べてみてください。
維持費はどう考える?
ファミリーカーは長く乗ることが多いので、毎年かかるお金も気になりますよね。
カングーの毎年の税と燃料について、公式の数字から分かることを並べておきます。
| 項目 | カングー ガソリン | カングー ディーゼル | グランカングー |
|---|---|---|---|
| 自動車税(年) | 30,500円 | 30,500円 | 30,500円 |
| 燃料 | ハイオク | 軽油 | ハイオク |
| WLTC燃費 | 15.0km/L | 19.6km/L | 14.7km/L |
| 燃料タンク | 54L | 54L | 公式で確認 |
自動車税は、ガソリンもディーゼルも排気量が1.0L超1.5L以下の区分なので年30,500円です(2019年10月以降に新規登録した自家用乗用車)。
燃料代は、走る距離で大きく変わります。例えば年に1万km走るなら、ガソリン車で約667L、ディーゼル車で約510Lが目安です(WLTC燃費で計算)。
- 1年に走る距離を出す(月の距離×12)
- 走る距離をWLTC燃費で割って、使う燃料の量を出す
- 近所のハイオクや軽油の単価を掛ける
- 比べたい車も同じ計算をして並べる
実際の燃費は、街乗りが多いとカタログ値より下がることがあります。維持費の内訳はカングーの維持費は年間いくら?で詳しく見られます。
どっちを選ぶ?家族の形で決める
ここが大事なところです。迷ったら、家族の形で考えると決めやすくなります。
| 家族の形 | 向いている車 |
|---|---|
| 夫婦+子ども1〜2人、アウトドアが好き | カングー |
| 夫婦+子ども3人 | グランカングー、ヴォクシー・セレナ |
| 祖父母もよく一緒に乗る | ヴォクシー・セレナ、グランカングー |
| 抱っこしたままドアを開けたい | ヴォクシー・セレナ(電動スライドドア) |
| 長距離が多く燃料代を抑えたい | カングー ディーゼル(WLTC19.6km/L) |
実は、最初は5人乗りのカングーを選び、子どもが増えた時にグランカングーへ乗り換える家族もいます。同じ雰囲気のまま広さだけを足せるのは、カングーならではの選び方ですよね。
『カングーにしたいけど、予算が気になる』という方は、見積もりを取って総額を並べてみるのが一番の近道です。値引きの進め方はカングーの値引き相場と限界額で詳しく見られます。
ほかの輸入MPVとの比較はカングーとベルランゴ・リフター・ドブロを比較、もっとコンパクトな国産車との比較はカングーとシエンタ・フリードの違いで見られます。
よくある質問
カングーはファミリーカーに向いていますか?
家族4〜5人で、荷物や遊び道具が多い家庭には向いています。3列目をよく使うなら、グランカングーかヴォクシー・セレナのほうが便利です。
カングーは子育てに不便ではありませんか?
ISOFIXが助手席と後席左右にあり、後ろの席は3座独立です。スライドドアが手動なので、抱っこしたまま開けられるかは試乗で確かめてみてください。
カングーで7人乗りはありますか?
グランカングーが7人乗りです。2026年10月時点では、特別仕様車のグランカングー クルール(4,820,000円・ガソリンのみ)が公式に載っています。
カングーとヴォクシー、維持費はどちらが安いですか?
グレードや燃料で変わるため一概には言えません。カングーは自動車税が年30,500円、ガソリン車はハイオク指定なので、燃料の種類も含めて計算してみてください。
カングーにベビーカーは積めますか?
5名乗車のままで775Lの荷室があるので、ベビーカーと買い物袋を一緒に積みやすい広さです。お使いのベビーカーを試乗の時に持っていき、実際に積んでみるのが確実です。
まとめ
- カングーは5人乗り、3列目が要るならグランカングーかヴォクシー・セレナ
- カングーは5名乗車で775Lの荷室と観音開きが強み
- スライドドアはカングーが手動、ミニバンは電動の設定が多い
- ISOFIXはカングーが3席、グランカングーが最大5席
- 2026年10月時点の価格はカングー4,390,000円から、グランカングー4,820,000円





コメント