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ドアに近づいても鍵が開かない、ボタンを押しても反応が鈍い。そんな時、『キーが壊れた?』と焦りますよね。
結論から言うと、まず疑うのはキーの電池です。カングーのキーの電池は自分で交換でき、作業は数分で終わります。
この記事を読めば、世代ごとのキーの違いと電池交換の手順、電池が切れた時の対処が分かります。
カングーの鍵は世代でタイプが違う
最初に、自分のカングーのキーがどのタイプかを確かめておきましょう。世代によって形も使い方も違います。
| 世代 | 型式(日本) | キーのタイプ | 使い方 |
|---|---|---|---|
| 3代目(2023年3月〜) | 3BA-KFKH5H/3DA-KFKK9K | ハンズフリーカードキー(全車標準) | 持っているだけでドアの施錠・解錠とエンジン始動ができる |
| 2代目(2009〜2023年) | ABA-KWK4M/ABA-KWH5F | リモコン付きキー | ボタンで施錠・解錠し、キーを差してエンジンをかける |
| 初代(2002〜2009年) | KC系 | 年式で異なる | リモコンの無い年式もある |
3代目のハンズフリーカードキーは、ルノー・ジャポン公式の主要装備で全車標準です。カード型なので、財布やポケットに入れておけます。
電池の型番は、キーを開けて電池の表面に刻まれた文字を見るのが確実です。カード型のキーにはCR2032のような薄いコイン形のリチウム電池が使われることが多いですが、買う前に刻印で確かめておくと失敗しません。
電池が弱ってきたサイン
キーの電池は、急に切れるより、少しずつ弱っていくことが多いです。次のようなサインが出たら交換の時期です。
- ドアに近づいても解錠しない時がある
- ボタンを何度か押さないと反応しない
- 反応する距離が短くなった
- メーターにキーの電池に関する表示が出る
- エンジン始動の時に「キーが見つからない」という表示が出る
『まだ動くから大丈夫』と思いがちですよね。ただ、出かけた先で完全に切れると困るので、サインが出たら早めに替えておきましょう。
メーターの表示やマークの意味は、カングーの警告灯・警告音の意味と対処でまとめています。
カングーのキー電池交換の手順
ここが一番知りたいところですよね。カード型のキーも、リモコン型のキーも、流れはほとんど同じです。
用意するのは、新しい電池と、細いマイナスドライバーかコインです。キーに傷を付けたくない方は、ドライバーの先に布を巻いておきましょう。
- キーの中に収まっている非常用のメカニカルキー(金属の鍵)を引き抜く
- 鍵を抜いたすき間や、ケースの合わせ目にある切り欠きを探す
- 細いドライバーかコインを差し込み、少しずつひねってケースを開ける
- 古い電池のプラスとマイナスの向き、刻印の型番を確かめる
- 新しい電池を同じ向きで入れる
- ケースを閉めて、メカニカルキーを戻す
- 車に近づいたりボタンを押したりして、反応を確かめる


ケースの開け方は、世代やキーの形で少しずつ違います。開けにくい時は、取扱説明書のキーの項目を見てみてください。
ドライバーで強くこじって、ケースのツメを折ってしまうことがあります。合わせ目を少しずつ一周するように広げると、割れにくいです。
電池はどこで買える?
コイン形のリチウム電池は、コンビニや家電量販店、ホームセンターで手に入ります。型番さえ合っていれば、メーカーはどこでもかまいません。
例えば、こんな会話になりがちです。
「CR2025とCR2032って、どっちでもいいんじゃない?」
「厚みが違うから、刻印と同じ型番にしておこう」
数字の後ろ2桁は電池の厚みを表しています。違う厚みのものを入れると接触が悪くなるので、刻印と同じ型番を選んでください。
交換した古い電池は、テープで端子をふさいでから、お住まいの地域のルールに沿って捨ててください。コイン形の電池は小さな子どもが飲み込む事故もあるので、置きっぱなしにしないようにしましょう。
予備のキーがある方は、同じタイミングで予備の電池も替えておくのがおすすめです。使っていないキーでも、電池は少しずつ減っていきます。
電池が切れた時のエンジンのかけ方
『出先で電池が完全に切れたらどうしよう』と心配な方も多いはずです。実は、電池が切れても車に乗る方法は用意されています。
ドアは、キーの中のメカニカルキーで開けられます。ドアハンドルのカバーの裏などに鍵穴が隠れている年式が多いです。
| 場面 | 3代目(カードキー) | 2代目(リモコンキー) |
|---|---|---|
| ドアを開ける | メカニカルキーで解錠 | キーを鍵穴に差して解錠 |
| エンジンをかける | カードを決められた場所に置くなどして始動 | キーを差して回せば始動できる |
| 確かめる場所 | 取扱説明書の「キーの電池が切れた時」 | 取扱説明書のキーの項目 |
カードキーの場合は、電池が無くても車がカードを読み取れる場所が決まっています。場所や手順は年式で違うので、今のうちに取扱説明書で確かめておきましょう。
電池を替えても反応しない時は、キー本体の故障や、車側の受信の不具合も考えられます。そうした時は販売店で見てもらってください。修理費の考え方はカングーの修理費の目安でまとめています。
電池を替えても反応しない時のチェック
『電池を新しくしたのに、まだ反応が悪い』ということもありますよね。そんな時は、いくつか見ておきたいところがあります。
| 症状 | 考えられること | 確かめ方 |
|---|---|---|
| どのボタンも反応しない | 電池の向きの逆、接点の汚れ | もう一度開けて、向きと接点を見る |
| 特定の場所でだけ反応しない | 周りの電波の影響 | 場所を変えて試す |
| 反応はするが距離が短い | 電池の型番違い、劣化した電池 | 刻印どおりの新品か確かめる |
| 予備のキーでも反応しない | 車側の受信やバッテリーの不調 | 販売店で点検してもらう |
予備のキーでも同じ症状なら、キーではなく車側を疑ってみてください。車のバッテリーが弱っている時も、キーの反応が悪くなることがあります。
バッテリーの点検と交換は、カングーのバッテリー上がりと交換で解説しています。
キーをなくした時と、スペアキーの作り方
『キーを1本なくしてしまった』という時、一番困るのが合鍵の作り方ですよね。カングーのキーは、ただの金属の鍵ではありません。
キーには、登録されたキー以外ではエンジンがかからない盗難防止の仕組み(イモビライザー)が入っていることが多いです。そのため、新しいキーは車側への登録作業とセットになります。
- 残っているキーがあるか、家や車の周りをもう一度探す
- 外で落としたなら、警察に遺失届を出しておく
- 車検証を用意し、ルノー正規ディーラーに相談する
- 新しいキーの注文と、車への登録作業を頼む
- なくしたキーが使えないよう、登録を消してもらえるか確かめる
費用はキーの種類と登録作業の内容で変わり、取り寄せに日数がかかることもあります。金額と納期は、販売店の見積もりで確かめてみてください。
キーが1本しかない状態は、なくした時の負担が大きくなります。中古で買う時は、キーが何本付いてくるかを確かめておくと安心です。
電池を長持ちさせるコツ
カードキーは、車の近くに置きっぱなしにすると、車と通信を続けて電池が早く減ることがあります。玄関が駐車場のすぐそばの家は、キーの置き場所を少し離してみてください。
スマホやテレビの近くも、電波の影響で反応が悪くなることがあります。普段は財布やキーケースに入れて、決まった場所にしまっておきましょう。
ルノー カングーのキーケースの選び方
カードキーは薄くて便利ですが、角が当たって傷が付きやすいです。キーケースに入れておくと、落とした時の割れも防げます。
キーケースを選ぶ時は、使い方に合うかどうかを見てみてください。
- 落とした時の割れや、ボタンの傷を防げる
- 革や布で、カングーらしい雰囲気を出せる
- 家の鍵とひとまとめにしやすい
- 金属が多いケースは電波が弱まることがある
- 厚手のケースはボタンが押しにくいことがある
キーケースは世代でキーの形が違うので、「3代目用」「2代目用」など対応を確かめて選びましょう。ハンズフリーで使う3代目なら、電波を通しやすい革や布のものが無難です。
キーホルダーやストラップを付ける時
キーケースの代わりに、キーホルダーやストラップを付ける方もいますよね。カードキーには、ストラップを通せる穴が付いていることが多いです。
ただ、重いキーホルダーをたくさん付けると、ポケットの中でボタンが押されたままになることがあります。誤ってドアが開いたり、電池が早く減ったりするので、軽めのものにしておきましょう。
家の鍵と一緒にまとめる時は、金属の鍵がボタンに当たらないように、キーケースのポケットを分けるのがおすすめです。
キーレス改造と電波法の注意点
2代目以前のカングーで、キーレスの使い勝手を良くしたいという方もいますよね。社外のキーレスキットや、海外の部品を使った改造が話題になることがあります。
ここで気を付けたいのが電波法です。日本で電波を出す機器は、基準に合っていることを示す「技適マーク」が付いたものを使う決まりになっています。
- 使う機器に技適マークが付いているか
- 取り付けで車の配線や防犯装置に影響が出ないか
- 保証の対象から外れないか
- 取り付けを任せる店がその車に慣れているか
海外から取り寄せたリモコンには、技適マークが無いものもあります。安さだけで選ばず、取り付けは販売店や電装に慣れたお店に相談してみてください。
2代目以前のカングーでは、純正のリモコンが年数で壊れ、キーレスが使えなくなっている中古車もあります。買う前に、リモコンでドアが開くかを試しておくと安心です。
『合鍵を作りたい』という時も、キーにはエンジンの盗難防止の仕組みが入っていることが多いです。鍵屋でただ削るだけでは動かないことがあるので、販売店に相談するのが安心です。
故障の傾向を全体で知りたい方は、カングーの故障しやすい箇所と修理費の目安もあわせてどうぞ。これから3代目の新車を考えている方は、カングーの値引き相場と交渉の順番も参考になります。
よくある質問
カングーのキーの電池の型番は何ですか?
キーを開けて、電池の表面の刻印で確かめるのが確実です。カード型のキーにはCR2032のような薄いコイン形のリチウム電池が使われることが多いです。
キーの電池交換は自分でできますか?
できます。メカニカルキーを抜いて、細いドライバーかコインでケースを開ければ、数分で交換できます。
電池が切れたらエンジンはかけられませんか?
かけられる方法があります。3代目のカードキーは決められた場所に置くなどして始動できます。手順は取扱説明書で確かめておきましょう。
キーケースはどんなものを選べばいいですか?
世代に合う形で、電波を通しやすい革や布のものが無難です。金属が多いケースは電波が弱まることがあります。
海外製のキーレスを付けても大丈夫ですか?
日本で使う電波機器は技適マークが付いたものを選ぶ決まりです。取り付けは販売店や電装に慣れたお店に相談してください。
まとめ
- 3代目は全車ハンズフリーカードキー、2代目はリモコン付きキー
- 電池の型番は、ケースを開けて刻印で確かめるのが確実
- 交換はメカニカルキーを抜き、ケースを少しずつ開けるだけ
- 電池が切れても、メカニカルキーと非常時の始動方法で乗れる
- キーレス改造は技適マークの付いた機器で、お店に相談して





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