カングーの取扱説明書の見方とよく使う設定・操作まとめ

運転席まわりに取扱説明書の冊子を開いて置いたイメージ

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中古でカングーを買ったら、取扱説明書が付いていなかった。時計を合わせたいのに、どこを押せばいいか分からない。そんな場面、意外と多いですよね。

結論から言うと、まずはグローブボックスと車検証入れを確かめ、無ければルノー正規ディーラーに相談するのが早道です。そのうえで、よく使う操作は世代ごとにポイントを押さえておけば困りません。

この記事を読めば、説明書の探し方と、検索されることが多い操作の見方がひと通り分かります。

目次

カングーの取扱説明書はどこにある?

『説明書なんて見たことないかも…』という方も多いはずです。新車で買った車なら、多くはグローブボックスの中に車検証入れと一緒に入っています。

中古車の場合は、前のオーナーが外していることもあります。まずは助手席側のグローブボックス、ドアポケット、荷室の床下を一度見てみてください。

説明書が見つからない時に確かめる場所
  • グローブボックスの中と車検証入れのファイル
  • 運転席・助手席のドアポケット
  • 荷室の床下やサイドの小物入れ
  • 購入した販売店から受け取った書類の束

それでも無ければ、ルノー正規ディーラーに車検証を持って相談してみましょう。年式と型式が分かれば、対応する説明書の入手方法を案内してもらえることがあります。

世代によって中身はかなり違う

カングーは世代で装備が大きく変わっています。説明書も、自分の車の世代に合ったものを見ることが大事なんです。

世代日本での型式の例説明書を見る時のポイント
初代KC系(GF-KCK7J など)年式が古く、紙の説明書が残っていない個体も多い
2代目KW系(ABA-KWK4M/ABA-KWH5F)MTとEDC(2ペダル)で操作の説明が分かれる
3代目(現行)KFK系(3BA-KFKH5H/3DA-KFKK9K)電動パーキングブレーキ、10インチデジタルメーター(2025年7月改良後)など電子装備の説明が中心

型式は車検証の「型式」欄に載っています。世代の見分け方はカングーの歴代モデル一覧で詳しくまとめています。

時計合わせ・メーターの設定はどこから?

『時計がずれたまま走ってる…』という声は本当によく聞きます。3代目は、時計や表示の設定をメーターやマルチメディア画面のメニューから行う作りです。

2025年7月の改良後のモデルは、10インチのデジタルメーターと8インチの「EASY LINK」画面を備えています(ルノー公式 主要装備)。設定は画面のメニューを順にたどる形になります。

時計を合わせる時の基本の流れ
  1. エンジン(電源)をオンにして、車を止めた状態にする
  2. EASY LINK画面またはメーターの設定メニューを開く
  3. 「システム」や「日付と時刻」に当たる項目を探す
  4. 時刻の自動設定(スマホやGPS連動)の有無を確かめ、手動なら時と分を合わせる

細かいメニューの名前は年式やソフトの版で変わります。画面の表示が説明書と違う時は、新しい版に更新されている可能性もありますね。

2代目は、メーター付近のボタンや、オーディオ側で時計を合わせる個体が多いです。ボタンの長押しで設定に入るタイプもあるので、説明書のメーターのページを開いてから触ってみてください。

スマホをつなぐと時計が直ることも

3代目はApple CarPlay/Android Autoに対応しています。スマホ連携中は画面の時計がスマホ側の時刻で表示されることもあるので、ずれが気になる時は一度つないで確かめてみましょう。

ウインカー・ミラースイッチ・ワイパーの操作

輸入車に乗り換えた方がまず戸惑うのが、レバーの位置ですよね。実はカングーは右ハンドルの日本仕様でも、ウインカーレバーがハンドルの左側にある配置です。欧州車によくある作りなんです。

国産車から乗り換えると、曲がる時にワイパーを動かしてしまうことも。最初の数日はよくある話なので、慣れるまでは落ち着いて操作してみてください。

操作場所のめやすよくあるつまずき
ウインカーハンドル左側のレバー国産車の癖でワイパーを動かしてしまう
ワイパーハンドル右側のレバー間欠の速さの調整リングが分かりにくい
サイドミラーの調整・格納運転席ドアの内側にあるスイッチ左右の切り替えダイヤルを見落とす
ライトウインカー側のレバー先端オートライトの位置が分からない

位置はあくまで目安で、年式で変わる場合があります。一番確実なのは、説明書の「運転席まわり」の見開きページを見ることです。

サイドミラーを動かしたい時

ルノー カングーのサイドミラーは、運転席ドアのスイッチで角度を変えます。左右どちらのミラーを動かすかを選んでから、方向を押す仕組みが一般的です。

『ミラーが動かない』と思ったら、左右の選択が真ん中(どちらも選ばれていない位置)になっていないか見てみましょう。それでも動かない時は、ヒューズかモーターの不具合も考えられます。

ワイパーの外し方・立て方

ワイパーを交換する時は、まずアームを立てる必要があります。ボンネットとワイパーが当たらないよう、アームを立てる前にエンジンを切っておきましょう。

ワイパーの外し方とサイズの調べ方は、エアコンフィルター・ワイパー交換の手順で詳しく書いています。

日本のカングーに左ハンドルはある?

『カングーに左ハンドルはある?』と気になる方もいますよね。日本で正規に売られているカングーは、現行の3代目を含めて右ハンドルです(ルノー公式)。

左ハンドルの個体は、並行輸入などで入ってきた車に限られます。説明書も海外向けの内容になることがあるので、操作の位置が違う場合がある点に気をつけましょう。

左ハンドルの中古を見る時は

並行輸入の車は、ルノー正規ディーラーでの保証や整備の扱いが正規輸入車と違うことがあります。買う前に、整備をどこに頼めるかを確かめておくと安心です。

買う場所の違いはルノー正規ディーラー・専門店・並行輸入の違いでまとめています。

ハンドルカバーを付けたい時

ハンドルカバーは、握り心地を変えたい方や、ハンドルの傷みを隠したい方に人気です。カングーのハンドルの太さと径に合うサイズを選ぶのがポイントになります。

ただ、3代目はハンドルにクルーズコントロールなどのスイッチが付いています。カバーがスイッチにかぶらないか、取り付け前に確かめてみてください。

ボンネットの開け方とジャッキアップポイント

『ボンネットってどうやって開けるの?』という声もよくあります。開け方は多くの車と同じく、車内のレバーを引いてから、前に回ってロックを外す2段階です。

ボンネットを開ける流れ
  1. エンジンを切り、パーキングブレーキがかかっているか確かめる
  2. 車内のボンネットオープナー(足元付近のレバー)を引く
  3. 車の前に回り、ボンネットのすき間に手を入れてロックのレバーを探す
  4. レバーを押し上げながらボンネットを持ち上げ、ステーで支える

車内のレバーの位置は、右ハンドルか左ハンドルかで変わることがあります。見当たらない時は、説明書の「ボンネット」のページで場所を確かめるのが早いですね。

ジャッキアップポイントはどこ?

ジャッキアップポイントは、車体の下側の決められた位置です。多くは、前輪の後ろと後輪の前のあたりに目印があります。

決められた位置以外にジャッキをかけない

指定の位置以外にかけると、床の鉄板が曲がったり、車が落ちたりする危険があります。場所は取扱説明書の「タイヤ交換」のページで忘れずに確かめてから作業しましょう。

牽引フックはどこにある?

牽引フックは、車載工具と一緒にしまわれていることが多い部品です。フロントやリアのバンパーにある丸いフタを外して、そこにねじ込んで使うタイプが一般的です。

『フックが見当たらない』という時は、荷室の床下の工具入れを見てみてください。中古車だと欠品していることもあるので、買った時に確かめておくと安心です。

ヒューズ・OBD・コーションプレートの位置

ここは整備や電装品の取り付けで調べられることが多いところですよね。どれも位置が分かれば、自分で確かめられる場面が増えます。

調べたいもの位置のめやす何に使うか
ヒューズボックス運転席まわりの内装パネルの裏、エンジンルーム内電装品が動かない時の確認
OBD(診断コネクター)多くの車と同じく運転席の足元まわり故障診断機の接続
コーションプレートドアを開けた柱(Bピラー)付近やエンジンルーム内車台番号・色番号・タイヤ空気圧の確認

位置は世代と年式で違います。表はあくまで探し始める場所のめやすとして使ってください。

ヒューズを見る時の注意

カングーのヒューズボックスのフタの裏や説明書には、どのヒューズが何の電装品かを示す一覧があります。切れたヒューズは、同じアンペア数のものに替えるのが基本です。

同じヒューズがすぐまた切れる時

交換してもすぐ切れるなら、配線や部品のどこかでショートしている可能性があります。何度も替えずに、ルノー正規ディーラーや整備工場で見てもらいましょう。

OBDの使い道

OBDは、故障診断機をつなぐための差し込み口です。警告灯がついた時に、お店はここにつないで原因を調べます。

警告灯の意味はカングーの警告灯・警告音の意味と対処で一覧にしています。市販の簡易診断機を使う場合も、つなぐだけでは原因まで分からないことがある点は覚えておきましょう。

ルノー カングーのコーションプレートで分かること

コーションプレートには、車台番号やボディカラーの色番号が書かれています。タッチペンを買う時や、部品を注文する時に役立つ情報です。

カングーの取扱説明書でよく調べられる場所を一覧にした図解

説明書で解決しない時の相談先

説明書を見ても分からない、警告が消えない。そんな時は無理に自分でいじらず、プロに任せた方が安心です。

自分で確かめていいこと
  • 時計や表示の設定
  • ヒューズの目視チェック
  • ワイパーやフィルターなど消耗品の交換
  • タイヤの空気圧の確認
お店に任せたいこと
  • 警告灯が消えない時の診断
  • 同じヒューズが何度も切れる
  • ブレーキやエンジンまわりの異常
  • エアバッグなど安全装備の不具合

故障が疑われる時の考え方は、カングーの故障しやすい箇所と修理費の目安で全体をまとめています。修理費の目安はカングーの修理費の目安もあわせて見てみてください。

説明書で解決できることとお店に任せることを分けた図解

これから買う方は、納車の時に説明書が揃っているかを確かめておくと安心です。購入時の交渉の進め方はカングーの値引き相場と限界額で詳しく書いています。

よくある質問

カングーの取扱説明書を無くしたらどうすればいい?

車検証を持ってルノー正規ディーラーに相談してみてください。年式と型式が分かれば、手に入れる方法を案内してもらえることがあります。

時計合わせのボタンが見つかりません。

3代目はメーターやEASY LINK画面の設定メニューから合わせます。2代目はメーター周辺やオーディオ側のボタンで設定する個体が多いです。

ウインカーが左側にあるのは故障ですか?

故障ではありません。欧州車によくある配置で、カングーは右ハンドルの日本仕様でもウインカーレバーがハンドルの左側にあります。

OBDに市販の診断機をつないでも大丈夫?

つなぐこと自体は一般的です。ただ、表示されるコードだけで原因を決めつけず、警告が消えない時はお店で診てもらいましょう。

日本のカングーに左ハンドルはありますか?

正規輸入のカングーは右ハンドルです。左ハンドルは並行輸入などの個体に限られます。

まとめ

この記事の要点
  • 説明書はまずグローブボックスと車検証入れを確かめる
  • 無ければ車検証を持ってルノー正規ディーラーに相談する
  • 初代・2代目・3代目で操作が違うので、型式で世代を確かめる
  • ウインカーはハンドル左側。国産車からの乗り換えは慣れが必要
  • ヒューズが何度も切れる、警告が消えない時はお店に任せる
カングー買いたいドットコム

カングー買いたいドットコム 編集部

カングーの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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